2014年8月5日火曜日

読書(222/365)★★★★ 思考の整理学 外山 滋比古

【今日の出来事】
 みなさん。こんにちは。暑い日が続きますね。我が家は8/1~4まで思い切って
 グアムに旅行に行ってきました。

 長女の中学入試合格祝いという名目でした。笑。

 さて、明日からまた仕事がんばります。


 
 『今日の(よかった)from 陽転思考』
■ グアムでの有意義な夏休み過ごせて「よかった」


【本の紹介】


【本の構成】

  Ⅰ 
   グライダー
 
   不幸な逆説

   朝飯前

  Ⅱ
   醗酵

   寝かせる

   カクテル

   エディターシップ

   触媒

   アナロジー

   セレンディピティ

  Ⅲ
   情報の”メタ”化

   スクラップ

   カード・ノート

   つんどく法

   手帖とノート

   メタ・ノート

  Ⅳ
   整理

   忘却のさまざま

   時の試練

   すてる

   とにかく書いてみる

   テーマと題名

   ホメテヤラネバ

  Ⅴ
   しゃべる

   談笑の間

   垣根を越えて

   三上・三中

   知恵

   ことわざの世界

  Ⅵ
   第一次的現実

   既知・未知

   拡散と収束

   コンピューター


   あとがき
   文庫本のあとがきにかえて
 
  
  という構成となっている。

【キーワード】
  思考の整理学


【くまの感想】
  随分前に読んだことのある本であるが、読みたくなった。

  電子書籍として保存している。

  まさにライフハックの先駆けとなる本ではないだろうか?

  そして、全く古く感じないのが不思議なのだ。

  忘れかけた日々実践すべき項目を思い出させてくれる

  まさにそんな本なのだ。

  ◆印象に残ったセンテンス◆

  ・ 人間には、グラインダー能力と飛行機能力とがある。受動的に
    知識を得るのが前者、自分でものごとを発明、発見するのが
    後者である。

  ・ 学校の数学は、いつも、はじめに問題ありき、である。自分で
    問題をつくり、それを解くという数学は、普通、ついに一度も
    経験することなくして終る。ギリシャ人が人類史上もっとも
    輝かしい文化の基礎を築き得たのも、かれらにすぐれた
    問題作成能力の力があり、”なぜ”を問うことができたからだと
    いわれる。飛行機能力がすばらしかったのである。

  ・ 朝の考えは夜の考えとはなぜ同じではないのか。考えて
    みると、おもしろい問題である。

  ・ ひとつひとつの文章や作品は、それほどとくに秀れている
    わけではないのに、まとめられると、見違えるようにりっぱに
    なる場合である。

  ・ ほかのことをしようにもできない。しかも、いましていることは、
    とくに心をわずらわすほどのこともない。心は遊んでいる。
    こうゆう状態が創造的思考にもっとも適しているのであろう。

  ・ 読書の必要を訴える声はしばしば耳にするけれども多く
    それは量的読書である。質的に見れば、ただ知るだけの
    Aの読み、既知の延長線上の未知を解釈するBの読み、
    さらにまったくの未知に挑むCの読みという三つは、
    はっきり別のものである。

  ・ ひとりひとりの頭のはたらきをどう考えるか。思考とは何か。
    ”機械的” ”人間的” 概念の再規定など、重要な課題が
    いくらでもある。

  ・ 考えるのは面倒なことと思っている人が多いが、見方に
    よってはこれほど、ぜいたくな楽しみはないのかもしれない。

  




出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

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