2014年2月9日日曜日

読書(64/365)★★★★ 人間と動物の病気を一緒にみる : 医療を変える汎動物学の発想 バーバラ・N・ホロウィッツ,キャスリン・バウアーズ著

【今日の出来事】
 みなさん。こんばんは。

 土日はお休みでしたか?

 関東は雪で身動きがとれない分、ゆっくりできました。
 


 『今日の(よかった)from 陽転思考』
■ 家でゆっくりすることができて「よかった」


【本の紹介】





【本の構成】

  はじめに

  第1章  医学の境界を越える出会い

  第2章  なぜ気絶するのか

  第3章  ジュラ紀のがん

  第4章  動物のセックスに学ぶ

  第5章  中毒の依存症から抜け出す

  第6章  死ぬほどこわい

  第7章  デブの惑星

  第8章  なぜ自分を傷つけるのか

  第9章  過食と拒食

  第10章  性感染症の知られざる力
 
  第11章  おとなになるのは大変
  
  第12章  汎動物学

  謝辞

  注

  解説
  
  参考文献など
  あとがき


  という構成となっている。



【キーワード】
  人間と動物の病気



【くまの感想】

  人間と動物の病気を比較しながら考察を進めていくこと。
 
  これは、とても興味深い。

  よく、研究医がラットを使って実験をするというシーンは見たことがあるが、

  そこをさらに踏み越えた内容を書いている。

  特に

  第4章、第7章、第10章 は個人的に興味があった。

  またあの可愛いコアラも・・・なんと性病になるのだから・・・

  そして、そこから学ぶこと

  テーマは面白い。

  しかし、380ページにも及ぶこの本は気合が必要なのだ。


  必要なところだけピックアップして読めばいいのかもしれない。

  ◆印象に残ったセンテンス◆

  ・ テッサは毎年がんの診断を下されるおよそ百万匹もいるイヌのうちの
    一匹である。興味深いのは、イヌの多くのがんの進み方が、ヒトのがん
    と本当にそっくりな点だ。

  ・ 食事のたびに摂取カロリーがどのくらいになるかを、いつも気にして
    生きてきたわたしだが、まさか、ハイイログマからダイエットのヒント
    をもらおうとは思ってもいなかった。

  ・ 汎動物学の観点から、動物がなぜ太るか、どのように太るかを見ていく
    と、さらに微妙な意味合いまでつかめるようになる。

  
出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

0 件のコメント: