2013年3月10日日曜日

読書(68/365)★★★ ポジショニング戦略[新版] アル・ライズ ジャック・トラウト フィリップ・コトラー(序文) 川上純子訳

【今日の出来事】
 みなさん。おはようございます。
 土日と日本でのんびり過ごしております。

 今年も花粉が多いようですね。我が家のメンバーも花粉に
 やられています。
 私は、少しだけといったところで安心してます。

 昨日、庭の掃除をしていると植物達が春を待ちわびるかのように
 成長しているのがわかりました。
 自然の神秘と季節感を味わうということはいいことだと思う
 今日この頃です。


 『今日の(よかった)from 陽転思考』
■ のんびりと休日を過ごせているので「よかった」


【本の紹介】

ポジショニング戦略[新版]ポジショニング戦略[新版]
アル・ライズ ジャック・トラウト フィリップ・コトラー(序文) 川上純子

海と月社 2008-04-14
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【本の構成】
  序  マーケティング界を一変させた「新ルール」
  01  ポジショニングとは何か?
  02  頭脳は集中砲火を浴びている
  03  頭の中に忍びこむ
  04  「小さなはしご」を見逃すな
  05  そこからでは、目的地にたどり着けない
  06  業界リーダーになる必勝パターン
  07  追いかける側の「勝ち方」とは?
  08  ライバルのポジションを崩せ!
  09  「ネーミング・パワー」をこの手に
  10  「イニシャル」にご用心
  11  「ただ乗り」は失敗の元
  12  ライン拡大は企業を弱体化させる
  13  ライン拡大で成功するための条件
  14  「自社」をポジショニングする方法
  15  「国」を売り出す際のポイント
  16  無名の島を一大観光地にする
  17  ポジショニングでヒット商品に変身
  18  サービス業の「正しい」戦略
  19  地方銀行でも大手都市銀行に勝てる
  20  ライバルの弱点は「的確に」突け
  21  「オーソリティのお墨付」を利用する
  22  ポジショニングは教会をも変える
  23  自分のキャリアアップに応用できること
  24  戦略開始前に「六つの自問」を
  25  まとめ - ポジショニングで勝利する12の決め手
  
  訳者あとがき

  という構成となっている。

【キーワード】
  ポジショニング

【くまの感想】
  2回目のトライ。
  商品をポジショニングすることの重要性を教えてくれる。

  特に 07の 追いかける側の「勝ち方」とは?

  は興味深く読ませてもらった。そう、自分の仕事の立場と
  全くかぶるからだ。

  しかしながら、やはり、ポジショニングとして、1番を
  確保するのがよりよいのだ。

  この商品名を聞くと、何なのかがぱっとイメージできること
  そんな商品を生み出したいものである。

  ■肝に銘じたいメモ■
   ポジショニングで成功するには、来月、来年、あるいは5年後
   10年後に自分の会社がなすべきことを定めなければならない。
   目先の波に合わせてハンドルを切るのではなく、正しい方向
   に船首を向けつづけるのだ。
    そのためにはビジョンが必要だ。あまりにも狭い範囲の技術
   をよりどころにポジションを築いても成果はでない。

   ⇒ ごもっともなのだ。

    *最近私見であるが、ビジョンに関する考え方が変わってきてる。
     5年・10年を見ることの重要性に疑問がある。
 
     手さぐり軌道修正をしていくビジネスができる企業が
     今後活躍していくのではないだろうか?まさにその片鱗が
     見え始めている。

     企業には、5年・10年先を見越して戦略を練るチームが
     必ずいる。しかし、そのパワーが本当に今必要なのか?
     疑問が残るのだ。

     この予想が当たった場合、日本の企業の従業員で不要な人材
     が増え、臨機応変に現場で対応し、直近のビジョンや技術を
     発揮できる人材が必要視されてくる。

     日本はそうゆう人材づくりをすべきなのではないだろうか?

     そんな想いがこの本を読んでいてふと湧いてきたのだ。



出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

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