2013年2月11日月曜日

読書(52/365)★★★★ 小飼弾の 「仕組み」進化論 小飼弾著

【本の紹介】
小飼弾の 「仕組み」進化論小飼弾の 「仕組み」進化論
小飼 弾

日本実業出版社 2009-03-19
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【本の構成】
  まえがき
  
  Part0 仕組み作りが仕事になる
  Part1 仕組みの仕組み
        ▼仕組みを作る前に知っておきたいこと
  Part2 仕組みを作り直す
        ▼目の前の仕事を20%の力でこなす仕組み
  Part3 仕組みを使う
        ▼仕組みのコストとテストを考える
  Part4 仕組みを合わせる
        ▼チームで仕組み合うために
  Part5 仕組みと生物
        ▼「新しい仕組み」を作るヒント
  Part6 仕組みの未来

  あとがき 本書ができあがるまでの仕組み
  参考文献

  という構成となっている。

【キーワード】
  「仕組み」進化論とは?


【くまの感想】
  小飼弾さんのいう「仕組み」進化論とは?
  プログラムを例にして、わかりやすい。仕組みの考え方を
  構築することが大事だということがわかる。

  そして、新しい仕組みというキーワードと
  38億年の生物のたどった仕組みがヒントになることを
  教えてくれている。

  私も数値計算のプログラムを作る仕事にたづさわっており、
  この辺の考えかたはとってもすーっと入ってくる。

  新しい仕組みを作るヒント。

  これは企業の組織運営もそうかもしれないが、自分自身の
  人生を歩むうえでの仕組みとも言っていいのではないだろうか?

  ダイエット目標を達成するための仕組みづくり

  年収を今の10倍にするための仕組みづくり

  こんな考え方をすると面白い。

  弾さんは、そこにリスクを考えた危険側の仕組みも大事だという
  面白い。

  ■なるほどメモ■
   生物から得られる知見は膨大ですが、生物ならではの仕組みの
   特徴としては、次の3つが挙げられます。

   (1) 生きていれば、最適である必要はない
   (2) 一度使った仕組みは、失敗も含めて手放さない
   (3) できることだけを行ない、できないことは無視する
   
   これらは私たちがこれから社会で生きるためのヒントになると
   思います。

   ⇒ この部分がなんとも印象的なのだ。

  ■なるほどメモ■
   では、仕組みを取っておくためには何をすればよいのか。
   それは、ひたすら記録を付けること。これに尽きます。

   ⇒ その後、米国人の記録好きな話しになるわけだが、このことは
      非常にポイントとなる。そして、記録したものを効率的に
      引き出し活用できること。これも重要だと思うのだ。


  私も改めて、自分の新しい仕組みづくりに取り組んでいきたいと
  考えている。


出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

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