2013年1月4日金曜日

読書(4/365)★★★★ 趣味力 秋元康著

【今日の出来事】
 本日3冊目のご紹介は、趣味力:秋元康さんの本。

【本の紹介】
(4/365) 趣味力 秋元康著


趣味力 (生活人新書)趣味力 (生活人新書)
秋元 康

NHK出版  2003-04-11
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【本の構成】
  はじめに
  第一章  今日した仕事に「初めて」はあったか
  第二章  男を強くするこだわりと偏り
  第三章  僕は趣味のギャンブルから人生を学んだ
  第四章  趣味探しとは自分の価値探しである
  第五章  趣味は人生だ

  という構成となっている。

【キーワード】
  秋元康さんが考える「趣味力」とは?


【くまの感想】
  この本は2003年に出版されている。10年がたっているわけであるが 
  秋元さんの趣味に対する考え方は大変参考となる。

  当時私と同じ40代の秋元さんが、趣味を持つことについて考えている
  この本は、面白い。

  仕事で多忙であるのに、なぜ趣味を?

  私もそのことを思ったが、この本を読むと、今だから趣味を探すべきだ
  とも考えるようになる。

  そして、1フレーズ 1フレーズ印象的なところがあるのが興味深い。

  ■引用メモ■
   趣味とは”自分探し”である。

   ⇒ 印象的なセンテンスなのだ。

  ■引用メモ■
   年をとるについてれ、さまざまな経験を積み重ねるということは、
   初めての経験がなくなっていくということでもある。

   ⇒ 初体験を維持すること。これは確かに難しいのだ。

  ■引用メモ■
   仕事はきちんとこなさなければいけない。食べるために、家族を
   養うために。だからこそ、人は趣味で自由に偏りたい。自分は
   どこで偏食するかというときに、趣味はその人の偏りを受け入れて
   くれるのだ。

   ⇒ おもしろい考え方だと思うのだ。仕事と趣味の位置づけが
      わかりやすい。

  ■引用メモ■
   人は人生において経験を積んできた中で、自分の失っていた  
   ものを、趣味で取り戻したくなるのではないか。

   ⇒ これは考えさせられるテーマである。自分の失っていた
     ものは何なのか? それを取り戻す趣味とは?何なのか?

  著者は、陶芸を趣味としてとらえておられるが、この本が出版された
  2003年から10年経った今も実践されているのだろうか?

  知りたいところである。


出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

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