2012年3月31日土曜日

読書(51/365)★★★ 世界の運命 ポール・ケネディ著



【今日の出来事】
 みなさん。こんにちは。今日はあいにくの雨の休日ですが、
 室内プールなどに行ったりしてリフレッシュしてます。

 いつの間にか、冬の寒さを感じなくなっていることに気づきます。
 明日から4月、リフレッシュした気持ちでのぞみたいものです。

 『今日の(よかった)from 陽転思考』
  ■ 土曜日の休日リフレッシュできているので「よかった」

【本の紹介】
  (51/365) 世界の運命 ポール・ケネディ著 山口瑞彦訳
 
世界の運命 - 激動の現代を読む (中公新書 2114)世界の運命 - 激動の現代を読む (中公新書 2114)
ポール・ケネディ 山口 瑞彦

中央公論新社  2011-06-24
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 【本の構成】
  まえがき
  Ⅰ この世界の戦争と平和
  Ⅱ 国家VS.金融
  Ⅲ ああ、アメリカ
  Ⅳ 諸国家の興亡
  Ⅴ リーダーたちと民主主義
  訳者あとがき

  という構成となっている。

 【キーワード】
  世界の運命?
   

 【くまの感想】
  読んでいてどうも入ってこない。難しすぎる。訳本だからだろうか?
  図書館でのトライをお勧めする。

  少し苦手な部類の本である。

  ■ 引用メモ ■
   「アンブレラ」という英単語は、頭の痛い言葉の一つだ。正しく
   翻訳されていない上、意味するものの範囲が広がる一方だから
   である。
   もちろん、当初の意味は、雨を避けるための傘である。だが、
   この言葉は、日常生活や政治や、遠大な戦略をも含めて、広範
   な分野で便利に使われるようになった。一般的には、ある
   グループを残酷な世間の魔手から隔離する手段や、様々なもの
   を一つの屋根の下に集めることを意味する。

   ⇒ このような用語の意味することは興味深い。

  ■ 引用メモ ■
   韓国民は、来る十一月に、「G20」の大事な首脳会議を主催する
   ことを、ひさすら誇りに感じている。韓国の超生産的な経済は、
   すでに多くの欧州諸国のGDPを追い越している。2050年までに
   韓国は、ドイツ、フランス、日本を上回る、世界第2位の一人
   当たりGDPを持つと予測されている。言うなれば、東アジアの
   スイスを目指しているのである。

   → 大変興味深い。2050年とえば38年後の世界だ。でもその
     可能性を十分に感じることができるのは確かだ。

   ■ 引用メモ ■
    シェイクスピアの戯曲「ハムレット」の台詞を借りれば、我々は
    関節が「脱臼」してしまった混乱の世界に生きている。

    → なんだか、言い回しが面白い。しかし、私には全くイメージ
     できない。

   なんとも難解な本であった。
  

 出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

2012年3月30日金曜日

読書(50/365)★★★★ 物は言いよう 斎藤美奈子著


【今日の出来事】
 本日3冊目のご紹介は、FCの話。

【本の紹介】
  (50/365) 物は言いよう 斎藤美奈子著 平凡社
 
物は言いよう物は言いよう
斎藤 美奈子

平凡社  2004-11-10
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 【本の構成】
  はじめに  FC的に世間を観察してみよう
  第1章   「女の涙には勝てん」問題
  第2章   「女は家にいろ」問題
  第3章   「女は女らしく」問題
  第4章   「男はスケベだ」問題
  第5章   「女だからこそ」問題
  第6章   「女に政治はわからん」問題
  第7章   「女はだまっとれ」問題
  付録  「ご主人と奥さん」問題
  あとがき

  という構成となっている。

 【キーワード】
  FCとは?   

 【くまの感想】
  著者のバサッとした感じの切り口の文章は大好きである。
  FCとは、Femi Code 言動がセクハラや性差別いならない
  かどうかを検討するための基準

  そして、色んな人の発言をFCチェックでぶったぎってくれる。

  なんとも爽快な本である。

  ■ 引用メモ ■
   性別によって人を規定する規範を「ジェンダー・バイアス」
   と呼ぶ。ジェンダーとは「生物学的な性(セックス)」に対する
   「社会的・文化的に規定される性」だと説明されるけれども
   後知恵で発明された「しつけられた性」だといってもいい。
   バイアスは「偏り」の意味だから、ジェンダーバイアスとは
   「性別にともなう偏見」のこと。

   ⇒ 大変参考になる。

  ■ 引用メモ ■
   「女はだまっとれ」。昔はこういうことをいう人が少なからず
   いた。それで「なにくそ、負けるもんか」と一部の女性が
   立ち上がった、それが今日のフェニミズムの起源である。

   ⇒ 私が小さい頃は、確かにそんな雰囲気を感じることが
    多々あった。子供であってもそう感じることがあった。
    今はどうなっているのだろうか?
    これからはどうなっていくのだろうか?
    興味深い。そして、日本以外の国はどうなのだろうか?

  ■ 引用メモ ■
   野暮を承知で、FCセンサーを向けてみよう。

   ⇒ そして、FCセンサーが働き、コメントがばっさりと重ね
    られていくのであるが、この「FCセンサー」という用語が
    気に入った。

  政治家の発言などとっても丁寧にチェックされ、バッサリと
  FCセンサーが作動しているこの本はとっても爽快だ。

  

 出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

読書(49/365)★★★ ハッピー・オーラ生活 横森理香著


【今日の出来事】
 本日2冊目のご紹介は、ハッピー・オーラ生活 という本。

【本の紹介】
  (49/365)  ハッピー・オーラ生活 横森理香著 光文社知恵の森文庫

 【本の構成】
  はじめに
  1章 コミュニティ 怒らない、悩まない、気にしない
       横森理香が提案するハッピー・オーラ生活

  2章 家族と私 子の親離れ、親の子離れ
  3章 恋愛修業 恋は、待っていても始まらない!
  4章 自分と向き合う 「ま、いっか」の精神で
  おわりに 

  という構成となっている。

 【キーワード】
  ハッピー・オーラ生活とは? 

 【くまの感想】
  ついつい題名につられて手に取ってみた。とてもほのかな
  気持ちで読める本であることは間違いない。


  だって


  ハッピー・オーラ生活なのだから。


  ■ 引用メモ ■
   仕事があって、お金がもらえるだけでありがたい!
   嬉しい!という、喜びのオーラを意識的に高めていく
   ことが大事です。


   ⇒ なるほど。大前提である。健康であることのありがたさ。
     なども考えてみればいいのでは?と思った。


  ■ 引用メモ ■
   たとえば、新幹線の売り子さんのなかには、給料は同じにも
   かかわらず、普通の何倍も売り上げる人がいるそうです。
   季節ごとに商品のラインナップを自分で考え、乗客の目の
   動きを見て、買う気のありそうなお客さんに声をかけたりする
   そうです。


   ⇒ これは面白い話である。私も数年前よく仕事で新幹線を
    活用していたが、確かに、その差はある。


  ■ 引用メモ ■
   自分のやり方が正しいとか、成功したとか、効率的だと
   思っても、「それは自分の趣味でそうしてるだけ」という
   ふうに考えたほうがいいと思います。


   ⇒ なるほど。なんだか、日々の仕事や生活が楽になる
     気がするのは私だけであろうか?


  ■ 引用メモ ■
   だから私は、人間関係が多少うまくいかなくても、「ま、いっか」
   と思うようにしています。自分に対しても、たとえできないこと
   があっても「ま、いっか」と思えるようになってから、生きてる
   のがすごくラクになりました。


   ⇒ ふーん。この考え方を実行していくには、決意がいる。
     でも重要なのかもしれない。だって1年前の悩みって
     忘れてますしね。


  私はこの本を読んでいると 和田裕美さんの「新・陽転思考」
  の本を思い出した。


  人は考え方ひとつを変えることでこんなに変わるものだと
  いうことなのだ。


  細かいことから、コツコツと実践してみることにしよう。


  出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

読書(48/365)★★★★ クラウド「超」仕事法 野口悠紀雄著



【今日の出来事】
 みなさん。こんばんは。今週もあっという間に終わりました。
 今週は珍しく日本でのお仕事でした。

 しっかりと根を張って仕事ができた気がします。

 土日しっかりリフレッシュして臨みたいと思います。
 

 『今日の(よかった)from 陽転思考』
  ■ 今週は仕事も充実できて「よかった」

【本の紹介】
  (48/365) クラウド「超」仕事法 野口悠紀雄著 講談社
 
クラウド「超」仕事法 スマートフォンを制する者が、未来を制するクラウド「超」仕事法 スマートフォンを制する者が、未来を制する
野口 悠紀雄

講談社  2011-11-25
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 【本の構成】
  はじめに
  序章  クラウドが開く魔法の世界
  第1章 クラウドの魔法を誰でも使える時代が来た 
  第2章 ため込むな クラウドに上げよ 
  第3章 クラウドを用いて時間を有効に使う 
  第4章 考える環境を作る 
  第5章 クラウド時代に生き残るメディアは何か? 
  第6章 クラウドを制する者が未来を制する 
  第7章 クラウドは民主主義と両立するか
  おわりに
  索引
 
  という構成となっている。

 【キーワード】
  クラウド
  「超」仕事法 

 【くまの感想】
  私は以前、野口さんの著書を読んで感動した。そして、整理法
  が進化したのである。まさにクラウド。

  しかし注目したいのは、クラウドに挙げて効率化することが
  本質ではないと著者は語ってくれている。

  そう

  第4章にある「考える環境を作る」 というところが本質なのだ。

  そこは私も共感する点なのだ。

  今、情報が溢れかえっている。

  なんでも情報をゲットできる反面、それでおなか一杯になるのだ。

  クラウドにより効率化できることにより得られること。

  それは「考える環境」なのだ。

  そんな点がとっても興味深い点であった。

  また野口さんは、とっても時代に付いて行っている。
  負けてられない。

  ■ 引用メモ ■
   スマートフォンと携帯電話との決定的な違いは、携帯電話
   がクローズドな(閉じた)システムであるのに対して、
   スマートフォンはオープンな(開いた)システムであることだ。

   ⇒ これは実感できることなのだと思う。そう思うとガラパゴス
     という言葉はうまい。

  ■ 引用メモ ■
   しかし、いまでは、情報の「内容」を知っていることよりも、
   情報の「ありか」を知っていることのほうが重要になった。

   ⇒ まさに変化が起こっているのではないだろうか?
      
  さて、これからの時代を生きていくわれわれは、どう使いこなし
  考える時間を確保していけるのだろうか?

  私はこの手の本が大好きである。

  すぐにでもやってみようと思うのである。

 出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

2012年3月26日月曜日

読書(47/365)★★★★ だからテレビに嫌われる 上杉隆 堀江貴文著


【今日の出来事】
 みなさん。こんばんは。
 土日は十分リフレッシュでき、月曜日は好スタートを切れました。
 
 春の訪れを少しずつ感じているような気がします。
 

 『今日の(よかった)from 陽転思考』
  ■ 今週も好スタートが切れて「よかった」

【本の紹介】
  (47/365) だからテレビに嫌われる 上杉隆 堀江貴文著  大和書房
だからテレビに嫌われるだからテレビに嫌われる
堀江 貴文 上杉 隆

大和書房  2011-09-16
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 【本の構成】
  「まえがき」にかえて 「前説」 (堀江貴文)
  第1章  僕たちがテレビに嫌われた理由
  第2章  実は「言論の自由」がないテレビ局
  第3章  3・11以降、テレビは何を伝えなかったか?
  第4章  世にもおいしい放送利権
  第5章  視聴者とは、誰か?
  第6章  テレビに明日はない?
  「あとがき」という名の「次回予告」(上杉隆)


  という構成となっている。

 【キーワード】
  上杉隆さんと堀江貴文さんの対談
   

 【くまの感想】
  まさにアウトローな二人が繰り出す対談は、じっくり読んでしまう。
  アウトローと言っている時点で先入観があるのかもしれない。

  何がローなのかわからないのだから・・・・

  話題はいろんな方面で語られていく。

  特に印象に残ったのは、3・11以降の東京電力と政府の対応
  についての話。

  ある程度は、予想はできるものの、対談を読んでいくと、怖く
  なる。

  次に印象的なのは、放送利権の話。こんなに日本という国は
  放送業界に牛耳られていたのか? 何気にTVを見ているわけ
  だが、そこに渦巻く利権は、聞いていると醜いものを感じる。

  何を信じていけばいいのか?

  そんな不安も掻き立てられる会話であるのだ。

  ■ 引用メモ ■
   上杉 そんなにテレビに騙されないようにするためにはどう
       すればいいか?
   堀江 やっぱり自分でメディアリテラシーを身につけるしかな
       いんじゃないですか。

  → この会話はとっても印象的なのだ。メディアリテラシー。
     私たちは、メディアを複数チェックせずに見たものを信じる
     その検証をしないのである。
     そのコメントは本当なの?
     疑問を持たない人は多いのではないだろうか?

 
  目に見えない電波。日本はその利権を見えないところで取り合って
  いるのである。

  もっともっと快適に情報をゲットできる世の中になるとどうなるのか?

  お二人の理想はわかったが、実際に起こるとどうなるのか・・・

  これもまた不安になるのは私だけであろうか?

 出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!