2012年12月20日木曜日

読書(199/365) ★★★ ビジネスで一番、大切なこと ヤンミ・ムン著

【今日の出来事】
 みなさんおはようございます。
 日曜日から、中国シンセンに来ております。こちらも寒くなりつつあります。
 今週金曜日まで仕事を実施して、今年最後の中国のお仕事になりそうです。

 『今日の(よかった)from 陽転思考』
■ 今年の中国最後の週、色々知見が得られて「よかった」


【本の紹介】
(199/365) ビジネスで一番、大切なこと ヤンミ・ムン著 北川知子訳

ビジネスで一番、大切なこと 消費者のこころを学ぶ授業ビジネスで一番、大切なこと 消費者のこころを学ぶ授業
ヤンミ・ムン 北川 知子

ダイヤモンド社  2010-08-27
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【本の構成】
  はじめに
  序     棚に並ぶシリアルは、どれも同じに見える
  Part1
    第一部 私たちが陥っている「競争」の正体
  Part2
    第二部 私たちの目を奪うアイデア・ブランド
  Part3
    第三部 私たちは、人間らしさに立ち返る

  ブランド図鑑
  感謝を込めて

【キーワード】
  ビジネスで一番大切なこと とは?


【くまの感想】
  マーケターとはどうあるべきか?
  とても参考になった。

  ■引用メモ■
   マーケターたるもの、消費者が望むものはもちろん、望まない
   ものにも注意を払い、欲望の特質を把握しなければならない
   はずだが、その感受性は鈍ったままだ。

   ⇒ この本の主張である。じゃぁ。どうすればいいのか?どんどん
     入り込めていく。

  ■引用メモ■
   マーケティングは、私たちが消費するものだけではなく、欲し、愛し、
   憎むもののためにリズムを生みだしている。

   ⇒ この表現は面白い。

  ■引用メモ■
   ビジネスの成功の要は、競争力にある。競争力とは、競合他社と
   いかに差別化できるかである。ところが、その差が細かくなりすぎ
   て、多くの消費者がいぶかしく思う段階に達すると、ある日突然
   差別化は無意味になる。

   ⇒ これも興味深いコメントだ。納得できる。

  ■引用メモ■
   マーケティングとはつまるところ、消費者に消費するモノを選り好み
   させるプロセスだ。それは複合的なビジネス戦略の一環ではあるが、
   目的そのものはきわめて明白だ。

   ⇒ この本は、面白い。私だけがそうかもしれないが・・・・
      イメージができるセンテンスなのだ。

  ■引用メモ■
   ところが、そこにグーグルが登場した。今や私たちの生活の一部
   になっているが、そのときの衝撃は大きかった。驚かされたのは
   グーグルがやったことではなく、やらなかったことだ。ポータル戦争
   に遅れて来た彼らのホームページは、余分なものがまったくない、
   素っ裸で空っぽの箱だった。トップページには、検索窓があるだけ。

   ⇒ 今は普通のグーグル。確かにこのインパクトは凄い。斬新に
      見える。他にも印象的なのはアップルの(故)スティーブジョブスの
      プレゼン資料もだ。

  ■引用メモ■
   実際、私が非常に面白いと思うのは、グーグルがどうやって儲けて
   いるのかをユーザーの多くがまったく知らない点である。

   ⇒ そう言われてみればそのとおりだ。その後の理由を読むと大
      納得なのだ。

  私もマーケティングに少し関連している仕事をしているのでとっても
  勉強となった。



出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

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