2012年11月15日木曜日

読書(187/365)★★★★ なぜ社員はやる気をなくしているのか 柴田昌治著

【今日の出来事】
 本日2冊目のご紹介は、社員のやる気 の話。

【本の紹介】
(187/365) なぜ社員はやる気をなくしているのか 柴田昌治著

なぜ社員はやる気をなくしているのかなぜ社員はやる気をなくしているのか
柴田 昌治

日本経済新聞出版社  2007-05-16
売り上げランキング : 63172

Amazonで詳しく見る by G-Tools




【本の構成】
  はじめに
  プロローグ 何によって人は動くのか 「つくり込み」の変革プロセス

  第1章 なぜ社員は主体性をなくしているのか
        内発的動機が失われた理由

  第2章 閉塞感を打ち破る 
        進化の「価値観」を共有しよう

  第3章 不満分子の隠れたやる気
        関心を内発的動機に変える  
  第4章 経営と仲間への信頼感
        内発的動機が引き出される条件づくり

  第5章 リーダーシップからスポンサーシップへ
        内発的動機を引き出すトップの役割

  第6章 「仲のいいけんか」ができる組織
        チームで内発的動機を喚起する

  第7章 変革の新しい進め方
        最小単位で成功例をつくる

  あとがき

  という構成となっている。

【キーワード】
  社員のやる気
  スポンサーシップとは?

【くまの感想】
  私は、スポンサーシップの考え方に大賛成である。今の組織に
  少し違和感を持っていてこの考え方に共感した。

  リーダーシップとスポンサーシップの違い。

  この違いが今、まさに必要となっているのではないだろうか?

  今までカリスマ経営者の意見を聞いていれば、組織として、
  WINとなっていたが、今は違う。非常に若い人たちの役割が
  重要なのだ。彼ら・彼女らの情報のキャッチ能力・行動力が
  これからの組織を動かしているのは間違いない。

  そして、若者でない人たちはこの考え方を受け入れることが
  できなければ、すぐに陳腐化していくことが容易に予想できる。

  おもしろい。

  あと10年後いや、もっと早くにその時代がやってくるのでは
  ないだろうか?

  ■引用メモ■
   狭義のリーダーシップとスポンサーシップの最も大きな違いは、
   その部下に対する見方にある。

   ⇒ 興味深いと思いませんか?

  ■引用メモ■
   一人ひとりが、自分で考え、問題を見つけ、解決していくことが、
   当然の価値観として共有されている組織は、環境の変化に対応
   して変革を続け、実績を上げ続けることができる。そして、そこで
   働く人たちは、仕事を通して成長し、仕事に喜びを感じ、仕事を
   通じて幸せになることができる。

   ⇒ これはまさに日本の企業が生き残れるかどうか?の重要な
      要素なのではないだろうか?

  
  日本の組織は歳をとりすぎたのだろうか? 変革できるのだろうか?

   
出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

0 件のコメント: