読書（１６７/３６５）★★★ プロファイラー パット・ブラウン著

【今日の出来事】
　みなさん。こんにちは。
　昨日の昼から、腰が痛くなり、今朝、けっこうきつかったので会社を休みました。
　家で仕事。
　実はこれが私の少し夢見ている「ノマドワーキングスタイル」

　腰の方は、コルセットと痛み止めをもらい、家の生活はまだ大丈夫。
　通勤となるとやはりつらい。

　若いころ激しいスポーツをしていると痛みは激しいようですね。
　
 『今日の（よかった）from 陽転思考』
■　腰痛ではあるものの、なんとか生活できるレベルなので「よかった」


【本の紹介】
（１６７/３６５）　プロファイラー　パット・ブラウン著　村田綾子訳　

プロファイラー 深層心理の闇を追って パット・ブラウン 村田 綾子 講談社  2012-05-25 売り上げランキング : 531425 Amazonで詳しく見る by G-Tools

【本の構成】
　　はじめに
　　第１部　下宿人　　　第１章　アン　殺人事件
　　　第２章　人生の転機
　　　第３章　ウォルト　容疑者
　　　第４章　新たな仕事

　　第２部　私のプロファイリング事件簿　　　第５章　サラ　ナイトクラブの裏で起きた殺人
　　　第６章　ヴィッキー　真夜中の訪問者
　　　第７章　メアリー・ベス　犯行の手口
　　　第８章　ドリス　意外な被害者
　　　第９章　ミッシー　少女の悪夢
　　　第１０章　ドンネル　動機の問題
　　　第１１章　クリスティーンとボブ　二重殺人
　　　終章　　二度だまされたら、だまされた者の恥
　　　
　　読者のみなさんへ

　　という構成となっている。

【キーワード】
　　プロファイラーとは？

【くまの感想】
　　こんな事件が本当に起こっているなんて信じられない。
　　日本でも多くはないが、ニュースなどで聞くことは多々ある。
　　ある意味、今の時代が引き起こす社会現象の１つなのだろうか？

　　一般人とは違う。
　　犯罪の内容が異様。
　　異様が故に推理が難しい。

　　そんな事件の謎をひも解く、プロファイラー　その仕事はつらいのでは
　　ないだろうか？
　　著者は、被害者の気持ちを考えると非ではないという。

　　これからの時代で
　　ますます　変な事件は増えるのだろうか？
　　犯罪者の心理はどうなのか？

　　11章にわたり、それぞれの犯罪事件についてありありと
　　プロファイリングしていくところは、ある意味信念がないと
　　できないのだと思う。

　　著者が偶然に目の当たりにした１つの事件をきっかけにそれが
　　プロへと成長していく姿も興味深い。

　　■引用メモ■
　　　プロファイリングは、もって生まれた才能にくわえ、訓練や教育
　　　長年の経験によって培われた技能を組みあわせた応用的な
　　　論理である。学習に終わりはない。行動から学び、他人から学び
　　　自分自身の過ちからさえ学ぶ。

　　　⇒　なんともすごい職業なのだ。

　　■引用メモ■
　　　犯罪者プロファイリングは、殺人事件を解決し、危険な捕食者を
　　　町から追放するためのすぐれた手段である。人間がどのように
　　　犯行におよんだかについて理解を深めれば深めるほど、私たちは
　　　まわりにいる彼らの存在にもっと気づきやすくなる。そのうえで、
　　　私たちは社会を変えることができる。我が子が精神病質者に変身
　　　するのを阻止し、犯罪を減らし、犠牲者にならないようにし、事件を
　　　早急に解決して、犯罪者たちがそれ以上誰も傷つけられないように
　　　するのだ。

　　　⇒　我が子の変身を阻止するというところは、重要だと感じた。
　　　　　誰でも成りうる要素を持っているのだろうか？

　　フィクションではないところが、本当に怖い。


出会えた本に感謝。　いつも閲覧いただき、ありがと！感謝！