2012年9月22日土曜日

読書(164/365)★★★★ チェンジ・リーダーの条件 P・F・ドラッカー著

【今日の出来事】
 おはようございます。
 今日は、かなり涼しいですね。というより、残暑が厳しかったです。

 昨日韓国から帰国し、土日はリフレッシュします。

 『今日の(よかった)from 陽転思考』
■ 今週も課題は多いものの、充実した日々を過ごせて「よかった」


【本の紹介】
(164/365) チェンジ・リーダーの条件 P・F・ドラッカー著 上田惇生 編訳

チェンジ・リーダーの条件―みずから変化をつくりだせ! (はじめて読むドラッカー (マネジメント編))チェンジ・リーダーの条件―みずから変化をつくりだせ! (はじめて読むドラッカー (マネジメント編))
P・F. ドラッカー Peter F. Drucker 上田 惇生

ダイヤモンド社  2000-09
売り上げランキング : 23707

Amazonで詳しく見る by G-Tools


【本の構成】
  はじめに
  Part1  マネジメントとは何か   1章  マネジメントは理解されていない
   2章  社会的機能および一般教養としてのマネジメント

  Part2  マネジメントの課題 
   1章  マネジメントの役割とは何か
   2章  われわらの事業は何か
   3章  事業を定義する
   4章  NPOは企業に何を教えるか

  Part3  マネジメントの責任
   1章  企業の所有者が変わった
   2章  いかにして社会的責任を果たすか

  Part4  マネジメントの基礎知識
   1章  マネジメントの常識が変わった
   2章  「道具としての情報」を使いこなす
   3章  目標と自己管理によるマネジメント
   4章  人事の原則
   5章  同族企業のマネジメント

  Part5  起業家精神のマネジメント
   1章  予測できないことを起こす
   2章  既存の企業がイノベーションに成功する条件
   3章  ベンチャーのマネジメント
   4章  起業家がとるべき戦略
   付章  イノベーションか、廃業か  金融サービス業の岐路

  編訳者あとがき
  ピーター・F・ドラッカー著作目録
  
  という構成となっている。

【キーワード】
  チェンジ・リーダーとは?
  マネジメントについて

【くまの感想】
  色んな人がすごいと言っているドラッカー、私にはまだまだ難しい
  ところはあるけれども何度も読んで解釈していきたい本である。

  マネジメントの大切さ を歌った ドラッカー。この考えは
  色んな活動に展開できることが興味深い。

  そして、今、さらにIT技術は進化しつつある。
  原則は変わらないが、スピードが格段に速く、ワールドワイドに
  なっている。

  そして、情報に溢れ、逆に何もできなくなる。

  そんな時に、原則に立ち返ることができる。

  ドラッカーの本はそんな意味で人気があるのではないだろうか?

  ■引用メモ■
   同じことがマネジメントについてもいえる。有能であるためには
   知識をもたなければならない。すなわち、「なぜ」行うのかを
   知らなければならない。同時に、「何を」行うのか、「いかに」
   行うのかを知らなければならない。技能をもたなければならない。

   ⇒ 前段は名医の話なのだ。そして、マネジメントも同じだという。

  ■引用メモ■
   これからは、仕事と人生の双方において、学ぶことを習慣として
   続けてもらわなければならないからである。今日いかに博識で
   あっても、すでにうまく行っていることをさらにうまく行うとともに、
   新しいことを学び行うことを続けていかないかぎり、数年後には
   陳腐化した存在となるからである。読者におかれては、ぜひ本書
   によって、マネジメントのおもな領域について通暁していただきたい。

   ⇒ 著者の想いが書いてある部分。興味深い。

  ■引用メモ■
   マネジメントとは、事業に命を与えるダイナミックな存在である。

   ⇒ 面白い表現なのだ。(少し大げさ?)

  ■引用メモ■
   しかし、マネジメントは、スノーのいう人文科学の文化でも自然科学
   の文化でもない。マネジメントとは、仕事である。その成否は、結果
   で判定される。すなわち、それは技能である。

   ⇒ マネジメント:仕事である。それは技能である。印象的な言葉。

  ■引用メモ■
   企業はまず、顧客を創造しなければならない。したがって、マーケティング
   の目標が必要である。企業はイノベーションを行なわなければならない。
   さもなければ、陳腐化する。イノベーションの目標が必要である。

   ⇒ 当然のことがかかれているが、これが難しい。イノベーション創造
     企業。日本より韓国の方が優れていたりしないか?

  ■引用メモ■
   リーダーの地位に必要な強みとして、「何をすでにもっているか」
   「あるいは何を手に入れなければならないかを、いかにして知るか」
   「自らの強みが、向上しているか低下しているかを、いかにして知るか」
   「自らの強みは、現在でも適切か、いかなる変化が必要かを、いかにし
    て知るか」

   ⇒ 面白い。興味深い言葉である。

  ■引用メモ■
   マネジメントたる者は、自らの手にゆだねられた人的資源に使える
   怠惰な執事にどどまらないためにも、未来において何かを起こす
   責任を受け入れなければならない。

   ⇒ ビジョンではないのだろうか? 責任を受け入れることが重要と
    いうところが印象である。

  何度も何度も読んで、その時にあった キーセンテンスをピックアップする
  方法をとっていきたいと考えている。

出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

0 件のコメント: