2012年8月5日日曜日

読書(135/365)★★★★ 羅生門 芥川龍之介著

【今日の出来事】
 みなさん。こんばんは。
 オリンピック 日本選手の活躍目覚ましいですね。そして、残念だけれど
 とれなかった選手からも学ぶものがありますね。


 ほんとに僅差の戦いをしている。そして、本番までに目標にいかに
 近づけるかを考えていくアプローチはほんと勉強になりますね。


 『今日の(よかった)from 陽転思考』
■ 引き続き休みを満喫できてよかった。




【本の紹介】
(135/365) 羅生門 芥川龍之介著

羅生門・鼻 (新潮文庫)羅生門・鼻 (新潮文庫)
芥川 龍之介

新潮社  2005-10
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【くまの感想】


 お恥ずかしながら、有名な本に立ち返る。芥川龍之介の 羅生門
 有名ですね。独特の文体。


 ■ 引用メモ ■
  下人は、六分の恐怖と四分の好奇心とに動かされて、暫時は呼吸(いき)
  をするのさへ忘れていた。


  ⇒ 非常に生々しく、臨場感が伝わってくる。


 ■ 引用メモ ■
  すると、老婆は、見開いていた眼を、一層大きくして、ぢつとその
  下人の顔を見守つた。目の赤くなった、肉食鳥のやうな、鋭い眼で
  見たのである。


  ⇒ これも少し怖いけれど、ありありと情景がイメージできるのである。
    ありえない話であるが・・・


 ■ 引用メモ ■
  自分は、この女のした事が悪いとは思わない。しなければ、飢死
  するので、仕方がなくした事だからである。だから、又今、自分の
  していた事も悪いこととは思わない。


  ⇒ 今現在もレベルはさておき、生きていくためには仕方なくやる
   ことって沢山ある。その一部分を共有できるところが不思議。


 やはり、有名な作品だけはありますね。
  

出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

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