2012年7月8日日曜日

読書(121/365)★★★ 日本人はどんな大地震を経験してきたのか 寒川 旭著

【今日の出来事】
 本日2冊目のご紹介は、日本と地震の歴史。




【本の紹介】
(121/365) 日本人はどんな大地震を経験してきたのか 寒川 旭著 
           平凡社


日本人はどんな大地震を経験してきたのか (平凡社新書)日本人はどんな大地震を経験してきたのか (平凡社新書)
寒川旭

平凡社  2011-11-16
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【本の構成】
  はじめに

  第一章 地震はどうして起きるのか
  第二章 地震によるさまざまな災害
  第三章 繰り返す海溝型大地震  地震考古学で読み解く①
  第四章 活断層地震に襲われた人々 地震考古学で読み解く②
  第五章 地震の過去・現在・未来


  おわりに
  主な参考文献
  日本列島を襲った主な大地震

  という構成となっている。



【キーワード】
  日本と大地震


【くまの感想】
  日本は地震の多い国だということは誰でも知っている。
  そう世界でも有名だ。でも、歴史をさかのぼっていくと
  さらに多いことがよくわかる。気の遠くなるほどだ。


  最後の年表を見るとほんとに気が遠くなる。


  地震


  この発生メカニズムはわかっているものの、いかに早く
  予測できると


  どれだけ大きな効果があるか?


  そこもいろんな研究がなされているに違いない。


  日本の歴史と地震の関係がこんなにもあるなんて


  ほんとに驚いた。


  ■ 引用メモ ■
   厳密にいうと、震源は岩盤の破壊のはじまった地点です。
   ここから、プレート境界や、活断層に沿って破壊が進み、
   その破壊によって振動が生じます。破壊がはじまってから
   終わるまで、兵庫県南部地震の場合は十数秒間でした。


   ⇒ むむぅ。すさまじい。震源地は破壊の起点。それが
   数十秒の間に進んでいくというのだ。おそろしい。


  ■ 引用メモ ■
   三月十一日に発生して、多くの尊い命を奪った「東日本
   大震災」。私たちが、地殻変動によってつくられた島国
   に住んでいることを改めて実感させられました。
   日本の歴史を見通すと、いつの時代にも、各地で大きな
   地震が起きています。私たちの祖先は、地震によって
   命を奪われ、財産を失い、日々の生活を破壊されながら
   も、それを克服して、今日の文化を築きあげてきたのです。


   ⇒ 心に刻みたいものである。日本の宿命なのだ。
    そして、あきらめず、克服していきたいものだ。


  豊臣秀吉が大地震で大阪城に逃げ帰ったという話などもあり
  歴史の中で登場する地震。当時 ナマズに例えられた話など
  もあり、得体の知れないものだったに違いない。



出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

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