本日2冊目のご紹介は、日本と地震の歴史。
【本の紹介】
(121/365) 日本人はどんな大地震を経験してきたのか 寒川 旭著
平凡社
日本人はどんな大地震を経験してきたのか (平凡社新書) 寒川旭 平凡社 2011-11-16 売り上げランキング : 107729 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
【本の構成】
はじめに
第一章 地震はどうして起きるのか
第二章 地震によるさまざまな災害
第三章 繰り返す海溝型大地震 地震考古学で読み解く①
第四章 活断層地震に襲われた人々 地震考古学で読み解く②
第五章 地震の過去・現在・未来
おわりに
主な参考文献
日本列島を襲った主な大地震
という構成となっている。
【キーワード】
日本と大地震
【くまの感想】
日本は地震の多い国だということは誰でも知っている。
そう世界でも有名だ。でも、歴史をさかのぼっていくと
さらに多いことがよくわかる。気の遠くなるほどだ。
最後の年表を見るとほんとに気が遠くなる。
地震
この発生メカニズムはわかっているものの、いかに早く
予測できると
どれだけ大きな効果があるか?
そこもいろんな研究がなされているに違いない。
日本の歴史と地震の関係がこんなにもあるなんて
ほんとに驚いた。
■ 引用メモ ■
厳密にいうと、震源は岩盤の破壊のはじまった地点です。
ここから、プレート境界や、活断層に沿って破壊が進み、
その破壊によって振動が生じます。破壊がはじまってから
終わるまで、兵庫県南部地震の場合は十数秒間でした。
⇒ むむぅ。すさまじい。震源地は破壊の起点。それが
数十秒の間に進んでいくというのだ。おそろしい。
■ 引用メモ ■
三月十一日に発生して、多くの尊い命を奪った「東日本
大震災」。私たちが、地殻変動によってつくられた島国
に住んでいることを改めて実感させられました。
日本の歴史を見通すと、いつの時代にも、各地で大きな
地震が起きています。私たちの祖先は、地震によって
命を奪われ、財産を失い、日々の生活を破壊されながら
も、それを克服して、今日の文化を築きあげてきたのです。
⇒ 心に刻みたいものである。日本の宿命なのだ。
そして、あきらめず、克服していきたいものだ。
豊臣秀吉が大地震で大阪城に逃げ帰ったという話などもあり
歴史の中で登場する地震。当時 ナマズに例えられた話など
もあり、得体の知れないものだったに違いない。
出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!
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