おはようございます。昨日の夜移動で韓国に入りました。
今週も韓国で過ごす予定です。
まだまだ言葉は駄目ですが、3週も過ごしていると慣れが
でてくるものですね。
『今日の(よかった)from 陽転思考』
■ 今週もいい滑り出しができて「よかった」
【本の紹介】
(111/365) 日本人へ リーダー篇 塩野七生著 文春新書
日本人へ リーダー篇 (文春新書) 塩野 七生 文藝春秋 2010-05-19 売り上げランキング : 97053 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
【本の構成】
Ⅰ
イラク戦争を見ながら
アメリカではなくローマだったら
クールであることの勧め
イラクで殺されないために
継続は力なり
「法律」と「律法」
組織の「年齢」について
「戦死者」と「犠牲者」
戦争の大義について
送 辞
笑いの勧め
若き外務官僚に
文明の衝突
Ⅱ
想像力について
政治オンチの大国という困った存在
プロとアマのちがいについて
アマがプロを越えるとき
なぜこうも、政治にこだわるのか
どっちもどっち
気が重い!
「ハイレベル」提案へ感想
カッサンドラになる覚悟
倫理と宗教
成果主義のプラスとマイナス
絶望的なまでの、外交感覚の欠如
はた迷惑な大国の狭間で
帰国中に考えたこと
Ⅲ
歴史認識の共有、について
問題の単純化という才能
拝啓 小泉純一郎様
知ることと考えること
紀宮様の御結婚に想う
自尊心と職業の関係
文化破壊という蛮行について
乱世を生きのびるには・・・・・
負けたくなければ・・・・・
感想・イタリア総選挙
歴史事実と歴史認識
国際政治と「時差」
「免罪符:にならないために
という構成となっている。
【キーワード】
海外から見た視点
日本人へ
【くまの感想】
あえて丁寧に目次を書いてみた。海外から見た日本
客観的に見ることで知ることもあるのだ。
著者は、いろんなメッセージをくれている。
この本は、2003~2006年に連載され、2010年に
出版されたものである。
なので少し内容が懐かしい感じがする。
私はこうゆう読み方も好きなのだ。
当時の状況を再確認できるからだ。そして、今
どうなっているのか?
も検証できるからだ。
小泉純一郎さんのこと、いろんなところで出てくるのだが
本当にいい首相だったのか? など。
■ 引用メモ ■
よく外交担当者たちが、他の国々も我が国の立場を
理解してくれています。なんて言うが、世界中では
「カネは出せないが人は出せる」という国のほうが
圧倒的に多く、その中で「カネは出すが人は出せない」
という日本の存在は、不都合ではまったくないからである。
理解などしてくれるはずもないではないか。
→ 少しきついがこのような見方なのだろう。
■ 引用メモ ■
マキアヴェッリの次の言葉を明日の外交担当者たちに
贈りたい。
「常に勝ちつづける秘訣とは、中ぐらいの勝者でいつづけることにある」
中ぐらいなんて簡単ではないか、などと思わないでほしい。
なにしろ「外政」とは、武器を使わない戦争でもあるのだから。
→ このように 「ぽつ」と出てくる著者のコメントがとっても
気になる。いわゆるアクセントになっているのが面白い。
出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!
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