2012年2月18日土曜日

読書(29/365)★★★★ ポジショニング戦略 アル・ライズ,ジャック・トラウト著


【今日の出来事】
 みなさん。こんばんは。休日をリフレッシュしておりますか?
 仕事の方もいらっしゃいますかね?

 私は、土日リフレッシュできそうです。

 今日は、のんびりと過ごし、夕方次女(小1)と恒例のスイミングに
 行ってきました。

 100m×10本 平泳ぎ 1km 35分くらいでした。

 泳いだ後の読書は集中できて読めるので好きな時間です。
 

 『今日の(よかった)from 陽転思考』
  ■ リフレッシュ 充実した時間を過ごせて「よかった」


【本の紹介】
  (29/365)  ポジショニング戦略 アル・ライズ,ジャック・トラウト著
            フィリップ・コトラー(序文) 川上純子(訳) 海と月社
ポジショニング戦略[新版]ポジショニング戦略[新版]
アル・ライズ ジャック・トラウト フィリップ・コトラー(序文) 川上純子

海と月社  2008-04-14
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 【本の構成】
  今も威力を発揮する革命的コンセプト フィリップ・コトラー
  序  マーケティング界を一変させた「新ルール」
  01  ポジショニングとは何か?
  02  頭脳は集中砲火を浴びている
  03  頭の中に忍びこむ
  04  「小さなはしご」を見逃すな
  05  そこからでは、目的地にたどり着けない
  06  業界リーダーになる必勝パターン
  07  追いかける側の「勝ち方」とは?
  08  ライバルのポジションを崩せ!
  09  「ネーミング・パワー」をこの手に
  10  「イニシャル」にご用心
  11  「ただ乗り」は失敗の元
  12  ライン拡大は企業を弱体化させる
  13  ライン拡大で成功するための条件
  14  「自社」をポジショニングする方法
  15  「国」を売り出す際のポイント
  16  無名の島を一大観光地にする
  17  ポジショニングでヒット商品に変身
  18  サービス業の「正しい」戦略
  19  地方銀行でも大手都市銀行に勝てる
  20  ライバルの弱点は「的確に」突け
  21  「オーソリティのお墨付」を利用する
  22  ポジショニングは教会をも変える
  23  自分のキャリアアップに応用できること
  24  戦略開始前に「六つの自問」を
  25  まとめ ポジショニングで勝利する12の決め手
  訳者あとがき

  という構成となっている。

 【キーワード】
  ポジショニング戦略とは?   

 【くまの感想】
  私の仕事に関するところの興味があり、手にとって見た。
  するとビジネスや商品のポジショニングばかりでなく、人それぞれ、
  そして、国に対してもポジショニングって重要なことがわかる。

  競合他社のポジショニングはどこにあるのか?

  お客様はどう思っているのか?

  お客様はどのようにイメージを持っているのか?

  色んな事例をあげてくれながら、ポジショニング戦略のエッセンス
  を伝えてくれている。

  よく考えると、人それぞれもそうなのだ。

  その人の強み、弱みを把握した上、自分がどのように振舞うべきか?

  日々、そのポジショニングを調整しているのである。

  イメージがよくつかめた。

  ■引用メモ■
   ポジショニングは、「広告の本質を変えるコンセプト」である。

   ⇒ なんともシンプルだ。そんな始まりでスタートするのである。

  ■引用メモ■
   メッセージはシンプルに
    情報社会でベストなコミュニケーション法、それは、メッセージ
    を単純にすることだ。過ぎたるは及ばざるがごとし。研ぎすま
    されたメッセージでなければ、消費者の頭の中には食いこない。
    長期にわたって何かを印象づけたいなら、あいまいさを捨て、
    シンプルでエッジの効いたメッセージを発信することだ。

   ⇒ この一文を読んだ時に、瞬時にAppleのスティーブ・ジョブス
     のプレゼンを思い浮かべた。まさにエッジの効いたメッセージ
     なのだ。

  ■引用メモ■
   「消費者の頭の中に、消えないメッセージを刻みこむ」ために
   最初に考えるべきことは、メッセージのないようではない。消費者
   の頭の中の状態だ。まっさらな心、他のブランドに汚されていない
   未踏の心が望ましい。

   ⇒ とっても印象的な一文である。まっさらな心、汚されていない
     未踏の心。

  ■引用メモ■
   メディアは常に、新しくて、今までにない、フレッシュな顔を求めて
   いる。メディアを相手にするなら、準備ができるまで自分の無名性
   を大切にとっておくことだ。そして、いったん準備ができたら、可能
   なかぎり大きく名前を売り出す。その目的は宣伝ではなく、消費者
   の頭の中にポジションを築くことである。これだけは忘れてはならない。

   ⇒ おもしろい考え方だ。今ポジショニングが確立した商品などを
    さかのぼってみていくわけだが、その理由がよくイメージできるのだ。

  つくった商品に差別性があるか?と考えることも重要なことであるが、
  消費者が求めているものにはどんなものがあるか、それに対して、
  どんなポジションで望んでいく、望んでいけるか?ということを考える
  ことが重要なのだ。

  今直結して私の仕事にはとっても重要なヒントを与えてくれた。


 

 出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

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