2012年2月11日土曜日

読書(21/365)★★★★ 敵は我に在り 下巻 野村克也著



【今日の出来事】
 みなさん。こんばんは。久しぶりにブログを書きます。
 なんともドタバタした一週間でした。

 月: 東京
 火: 韓国釜山→亀尾→ソウル
 水: 韓国ソウル→キフン→パジュ→仁川→香港→深圳
 木: 中国深圳
 金: 中国深圳→香港→羽田→自宅
 土: カップヌードル博物館へゴー
    夕方スイミング 100m×10本=1km 平泳ぎ

 我ながら目が回りました。笑。今日本の自宅にいることが不思議です。笑。
 

 『今日の(よかった)from 陽転思考』
  ■ 目が回るような一週間ですが、充実できているので「よかった」

【本の紹介】
  (21/365)  敵は我に在り 下巻 野村克也著 ワニ文庫

<新装版>敵は我に在り 下巻 (ワニ文庫)<新装版>敵は我に在り 下巻 (ワニ文庫)
野村 克也


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 【本の構成】
  <新装版>に寄せて
   なぜ、再び”敵は我に在り”なのか  前書き
 
  第一章 見つける 人材を選ぶ眼  
  第二章 育てる   能力への挑戦  
  第三章 活かす  勝つための法則  
 
  という構成となっている。

 【キーワード】
  敵は我に在り
  野村克也さんの名言 

 【くまの感想】
  これほど、観察して分析しているのはすごい、分野は野球なのだが、
  何にでも通用するのではないだろうか?

  下巻は、割と具体的に選手の分析がなされている。
  そこには、野村さんらしい分析などがあり、興味深い。
  何事もない会話から推察するなどといったことは

  まさにマーケティングにも通じるものがあるのではないだろうか?

  分析は、すでに引退している選手がメインとなっている。
  これはおそらく現在の選手においてコメントするとプレイに影響する
  からであろう。

  ■引用メモ■
   ついに集団の仲間入りができた。そこで、チームワークを考える
   ことになります。チームワークの原点は、個々が自分のもっている
   力をフルに発揮する、手を抜かないということですが、そのなかで、
   1割か2割かはチーム全体のことを考える。それが、チームワーク
   なのです。

   → これは野球のみならず組織に関して言えることだ。大変参考に
    なる。

  ■引用メモ■
   私の体験、あるいは周囲の人たちを見てきた経験からすると、「三カ月」
   では結果は出ない。1つの効果が出始めるのは「四ヶ月」だと思います。
   だから、新しい年が始まってスタートさせたことを、開幕と同時に放棄
   してしまうのは、なんとも惜しまれてなりません。そこから、もうひと頑張り
   すれば、効果が出始めるのに・・・・。そう考えて、人ごとながら悔しい
   思いをしたこと、数えきれないほどなのです。

   ⇒ 四ヶ月(=120日)の鍛練 並大抵のことではない。我慢の限界を
    こえ見えてくる世界があるのだろうか?興味深い。

  ■引用メモ■
   私は、勝負の三要素を「頭脳」「技術」「精神力」と見ています。
   このうち、どれが欠けてもいけないと思う。

   ⇒ 心技体ならず、上記3要素。人間の本能をむき出しにして
   考え、技術を駆使する。また興味深いのは、バランスが大事だと
   言っている。これは個人の場合もそうであるが、組織の役割に
   ついても同じことが言えるのではないだろうか? 参考になる。

  上巻もそうであったが、かなり、本を読んでおられるところも素晴らしい。
 

 出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

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