2011年2月27日日曜日

読書(55)★★★ ズバリ!先読み日本経済 竹中平蔵 田原総一朗著

【今日の出来事】
 本日2冊目のご紹介は、竹中平蔵さんと田原総一朗さんが語る日本経済の話。

【本の紹介】
 (55) ズバリ!先読み日本経済 竹中平蔵 田原総一朗著 アスコム
    
ズバリ!先読み 日本経済 改革停止、日本が危ない!ズバリ!先読み 日本経済 改革停止、日本が危ない!
竹中 平蔵 田原 総一朗

アスコム 2008-10-10
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 【本の構成】
  Part.1 改革停止、日本が危ない!
  Part.2 小泉・竹中改革を検証せよ!
  Part.3 すぐにやれ! 日本復活の処方箋10
    日本復活の処方箋① 日本をダメにする政府頼みからどう脱却するか
    日本復活の処方箋② コンペティティブからコンピタントへ
    日本復活の処方箋③ 人口減少社会こそチャンス
    日本復活の処方箋④ グローバル化が中小企業を強くする?
    日本復活の処方箋⑤ 格差問題は補助金では解決しない
    日本復活の処方箋⑥ 農地法と農協はなくなるべき?
    日本復活の処方箋⑦ 東大を民営化すればすべてが変わる?
    日本復活の処方箋⑧ 医者も患者もハッピーになる医療改革
    日本復活の処方箋⑨ 最大のムダ公務員制度改革の断行を
    日本復活の処方箋⑩ 一人当たりGDPを5年以内で世界10位に戻す
  対談を終えて

  という構成となっている。

 【キーワード】
  竹中平蔵さんと田原総一朗さんが語る日本経済

 【くまの感想】
  前半の小泉改革についてのところは、今となっては過去のこと。しかし
  うまくいったことについては、今も反映させることは重要と感じる。
 
  そして今これからなすべきこと

  Part3に書かれている10個のテーマについては、興味深いものを感じた。
  すでに世界から遅れを見せ始めているという認識をするべきだ。

  島国 日本からグローバールの中の日本に変遷しないといけない
  時期が来ていることがさらに理解できた。

  この本は2008年に書かれたものだ、2011年の今変わっていることも
  多い。さらにお二人の意見を聞きたいところである。

  
 出会えた本に感謝。
 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!ツイてる!

読書(54)★★★★ 大局観 羽生善治著

【今日の出来事】
  みなさんこんばんは。明石の自宅でリフレッシュ中の「くま」です。
  今日は次女のスイミングの付き添いと、買い物、図書館にぶらりと
  寄って来ました。

  こんな日があると幸せを感じますね。

『今日の(よかった)from 陽転思考』
  ■ 幸せを感じることができる休日が過ごせて「よかった」

【本の紹介】
  (54) 大局観 羽生善治著 角川ONEテーマ21
      
大局観  自分と闘って負けない心 (角川oneテーマ21)大局観 自分と闘って負けない心 (角川oneテーマ21)
羽生 善治

角川書店(角川グループパブリッシング) 2011-02-10
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 【本の構成】
  はじめに
  第一章  大局観
    1 検証と反省
    2 感情のコントロールはどこまで必要か
    3 リスクをとらないことは最大のリスクである
    4 ミスについて
    5 挑戦する勇気
  第二章  練習と集中力
    1 集中力とは何か
    2 逆境を楽しむこと
    3 毎日の練習がもたらす効果
    4 教える事について
    5 繰り返しの大切さ
  第三章  負けること
    1 負け方について
    2 記憶とは何か
    3 検索について
    4 知識とは
    5 直感について
    6 確率について
    7 今にわかる
  第四章 運・不運の捉え方
    1 運について
    2 ゲンを担ぐか
    3 スターの資質
    4 所有について
  第五章 理論・セオリー・感情
    1 勝利の前進
    2 将棋とチェスの比較
    3 コンピュータと将棋
    4 逆転について
    5 ブラック・スワン
    6 格言から学ぶこと
    7 世代について

  という構成となっている。

 【キーワード】
  将棋棋士 羽生善治さんの考え方

 【くまの感想】
  この本は、おもしろい。才能あるかけ離れた人の意見であり
  とっても凡人では真似のできる領域の人ではないけれど、
  その道を極めている人の考え方を知ることはおもしろい。

  伝統のある、日本特有の将棋の世界。中学からずっと
  将棋に接しているまさに職人なのだ。

  羽生さん唱える「大局観」この境地は、やはりその人で
  ないとわからないのかもしれないが、興味深い。

  ■引用メモ■
   「大局観」とは具体的に、全体を見渡す、上空から眺めて
   全体像がどうなっているかを見ることである。

  ⇒ そして将棋は、その先を千手くらい推定しているという
    から凡人で想像できる領域では決してない。
    でも人生で「大局観」を持つことって何にでも共通する
    ことなのだろう。

  ■引用メモ■
   「千里の道も一歩から」というように、1つ1つの小さな
   積み重ねによって目標に到達できるのではないか、
   そして、その繰り返しのなかに大きな真理があるのでは
   ないかと、私は考えている。

   ⇒ いいコメントである。私もコツコツは大事なこととして
    捉えている(レベルが違いすぎるが・・・・)

  ■引用メモ■
   私は、プロになってから公式戦だけで四百局以上負けて
   きた。将棋は勝ち負けの偶発性が非常に少ないので、
   四百局負けたということは、私には少なくとも四百以上の
   改善点があることになる。そう考えると嫌になってしまうが
   1つ1つ変えていくしかないと思っている。

   ⇒ なんともこの著者のお人柄がにじみ出ている言葉で
    あるように感じる。謙虚さがにじみ出ていると
    感じるのは私だけだろうか?普通はこのような考え方を
    する人は少ない。

  まさにお人柄溢れる。そして、今も将棋棋士としてその存在感
  を残せているのがよくイメージできた。

 出会えた本に感謝。
 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!ツイてる!

2011年2月26日土曜日

読書(53)★★★★ ザ・ファシリテーター 森時彦著

【今日の出来事】
 みなさんこんばんは。明石の自宅でリフレッシュ中の「くま」です。
 
『今日の(よかった)from 陽転思考』
  ■ 明石の自宅でのんびりすることができて「よかった」

【本の紹介】
 (53) ザ・ファシリテーター 森時彦著 ダイヤモンド社
     
ザ・ファシリテーターザ・ファシリテーター
森 時彦

ダイヤモンド社 2004-11-12
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 【本の構成】
  はじめに
  第1章  リーダーズ・インテグレーション
  第2章  開発センターの改革
  第3章  全社改革へ
  第4章  SWAT
  第5章  エグゼキューション
  第6章  何が変わったのか
  エピローグ 事業買収
  あとがき

  という構成となっている。

 【キーワード】
  ファシリテーターとは?

 【くまの感想】
  私のこの機能・スキルを有する人が今日本の企業で一番必要なのでは
  ないかと思う。

  とある企業の例をもとに、ファシリテーターが推進していくアプローチは
  興味深い。

  組織のメンバーが機能的に動き始めた時に出るパフォーマンスは
  足し算では表されないすごい膨大な力を生み出すのである。

  このきっかけを与えてくれえるというか、いわゆる指揮者のような
  存在。私はこの役割に非常に興味がある。

  それぞれの立場にある人が、俯瞰的にそれらのつながりを眺め、
  その機能を発揮させるための役割を認識していけるようになる。
  これほどおもしろいことはないのではないだろうか?

  残念ながら私の所属している会社は、この機能が薄れつつあると
  危惧している。ファシリテーター興味深い。

  1つの企業が活性化されていく様子を物語風に書かれているので
  非常に楽しく読める本であった。

 出会えた本に感謝。
 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!ツイてる!

読書(52)★★★★ 「頭」の整理術 長野慶太著

【今日の出来事】
 みなさんこんばんは。
 今、明石の自宅に帰ってきました。今日は無駄な移動がありました。

 東京⇒静岡→藤枝→打ち合わせ→藤枝→静岡→品川→東京→品川→明石

 なんか目が回りそうになりませんか? くたくたです。


『今日の(よかった)from 陽転思考』
  ■ 目が回りそうになったが、今週も無事過ごせて「よかった」

【本の紹介】
  (52) 「頭」の整理術 長野慶太著 草思社


 【本の構成】
  はじめに  ストレスが消え、脳が気持ちよくなる整理術
  プロローグ 「あなたの頭」が整理されない理由
    1 モノを整理しても、肝心の「頭」が整理されない理由
    2 人は「いつ」頭を散らかされ、ストレスを感じているのか?
  
  Part1 頭が冴える「整理の3原則」と偉大なる”紙の力”
     整理の原則① 《自己評価の軸》で整理
    3 「あなたにとって本当に役立つもの」以外は、すべて捨てよ
     整理の原則② 《時間軸》で整理 
    4 すべての資料やデータに「日付」を打つ
     整理の原則③ 《金銭の軸》で整理
    5 時は金なり。「時間のムダにつながる作業」は一切しない
    6 「紙」はあなたを救う。
      デジタル情報は迷わずプリントアウトせよ

  Part2 「作業フロー」を見直して”頭の混乱”を未然にガード
    7 メールの「件名」を工夫すれば、送受信ボックスは整理される
    8 メールで大事な用件を伝える際の「3つの約束事」
    9 いくつもの仕事を速く、正確にこなすための長野流「整理フロー」
   10 書類を見た瞬間に「何の書類か」を理解する方法
   11 仕事中はボールペン、ポスト・イット、そして「胸の日程表」を携行せよ
   12 グーグルメールを使った、情報を捨てないで整理する方法
   13 メールをやりすぎるから頭が整理されなくなる

  Part3 「仕事のコミュニケーション」でストレスをためない知恵
   14 考えを「整理」して話せない人へのアドバイス
   15 説明されてもイメージが湧かないときは「紙に書かせろ」
   16 部下にはTO DOリストを作らせよ
   17 未知のジャンルの会話で、頭を混乱させないための鉄則
   18 部下に「会議室」を貸してやれば、あなたの頭はもっと冴える
   19 社外の人に、打ち合わせどおりに行動してもらう方法
   20 「商談」で使う資料は、相手より先に、きれいに作れ
   21 交渉の席で「ウソの会話」に惑わされないための秘策
   22 相手の「本音中の本音」を引きだすテクニック

  Part4 オフィスでの「整理ルール」を決めて、もっとラクに働く
   23 「シュレッダー」を賢く使って頭の冴えをキープ
   24 「大掃除」は、実は整理の大敵
   25 社内の「各種文書」は、作成者が責任をもって保管せよ
   26 「文房具の在庫」が切れがちなオフィスは、話にならない
   27 「引き継ぎ書」は、入社時から書かせておく

  Part5 「何のために」整理するのか、見つめ直そう
   28 「デジタルツールが苦手」な人へのアドバイス
   29 デジタルをやりすぎるから頭が働かなくなる
   30 あなたの整理は「主婦」の整理術か? 「ビジネスマン」の整理術か?

  おわりに いつまでも脳にゆとりを

  という構成となっている。

 【キーワード】
  「頭」の整理術

 【くまの感想】
  この手の本は、正直好きだ。新しいものがある場合飛びついてしまう。

  でもしばらくすると

  やらなくなる。
 
  著者はそのことをよく知っている。そこには原因があるという。

  いくら机の上がきれいになっていても、頭の中の整理ができていない
  と意味がない・・

  と

  なるほど。合点だ。頭の中を整理する方法、著者は紙を惜しみなく
  つかって整理する方法を1つ提案しているが、これに固執するという
  ことではない。

  まさに頭の中を整理するにはどうゆうスタイルが一番いいのかを
  考えることが重要なのだと・・・・

  ヒントを教えてくれている。

  この手の本はやっぱり好きだ。

  著者は目次に詳細に項目を書いてくれているので、これを見返すと
  思い出せるのでうれしい。

  
  頭の中の知的キッチン(仕事脳)

  をすっきりさせたいものだ。


 出会えた本に感謝。
 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!ツイてる!

2011年2月24日木曜日

読書(51)★★★ どうすれば「最強の人事」ができますか 清水佑三著

【今日の出来事】
 本日2冊目のご紹介は、人事の本。

【本の紹介】
 (51) どうすれば「最強の人事」ができますか 清水佑三著 東洋経済新報社


 【本の構成】
  はじめに
  序章   社員は人事に何を期待しているか
  第1章  あるべき人事制度とは(社員に格差をつけるルール)
  第2章  よい管理職層を育てる(リーダーシップとマネジメント)
  第3章  評価制度とその周辺
  第4章  社員の意欲を引き出す
  第5章  社員の能力を引き出す
  第6章  ストレス問題への取り組み
  第7章  組織に新しい血を入れる(新卒採用について)
  第8章  組織に新しい力を入れる(中途採用について)
  第9章  リストラとその周辺
  講演録  組織に「気」を入れる

  という構成となっている。

 【キーワード】
   最強の人事とは?

 【くまの感想】
   人事の本は初めて読んだ。会社の総務に「自由にお取りください」という
   コーナーがあり、そこでこの本を見つけたのだ。

   なんだか呼ばれているようで、手に取ってみた。

   人事って、入社の時にしか世話になっていないけれど、意外と覚えて
   います。その担当者は忘れていても、覚えていますよね。最初に付き合う
   社会人ですから・・・

   そんな意味では社会の入口を担当する係なのだ。

   入社後は、上司が人事権を持っているし、上司から通達があるから
   ほんとうに人事って不思議な部署である。

   でもこの本を読むといろいろ考えてるんだと思えてくる。


   ■引用メモ■
    リーダーシップとは何か?
    イギリスの経営学者 Bass の考え方。
    ① 自分の哲学を持っている
    ② 強い行動力をもっている
    ③ 人を自分の目的によって見ない
    ④ 人が自分の将来について深い啓示を受けたと感じる

    だそうだ。人事ってこんな素養を知る必要があるのだ。

    特に④は、「あなたのあのひと言が自分を変えた」というひと言を
    いわせることができる人です。

    とある。なるほど、私の尊敬する上司にも④の素養をもった人が
    いた。

    これからの人事って難しいのだと思う。

    グローバルにつながったツールをより活用できる人。
    効率的に動かせる人。
    これから出てくるツールについていける人。

    まさにソーシャルネイティブに適応した人材が必要なのだ。

 
 出会えた本に感謝。
 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!ツイてる!

読書(50)★★★★ 「並の人生」では満足できない人の本 ロベルタ・シェラー著 齋藤孝訳・解説

【今日の出来事】
 みなさん。こんばんは。今日は東京の職場でゆっくり仕事ができました。
 そして、単身赴任先でのんびり過ごしております。
 明日は国内出張が2件ありますが、日本なのでなんだかうれしいですね。笑。

『今日の(よかった)from 陽転思考』
  ■ 今日は日本での仕事 マイペースでできて「よかった」

【本の紹介】
  (50) 「並の人生」では満足できない人の本 ロベルタ・シェラー著 
      齋藤孝訳・解説  三笠書房       
       
「並の人生」では満足できない人の本「並の人生」では満足できない人の本
ロベルタ シェラー Rhoberta Shaler

三笠書房 2006-12
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 【本の構成】
  はじめに 「うまくいっている人」に聞きたい人生の秘訣
   1 自分をいくらでも大きくしてくれる「視野」の持ち方
   2 「なりたい自分」に手が届く人、届かない人
   3 「幸せに満ちている人」の共通点
   4 自分を”きれいに包装”してみる
   5 「今日だけ」も続けばそれは「立派な習慣」になる
   6 「正体」をつきつめれば、こんなに簡単なこと!
   7 人生は「フリースロー」のように
   8 とりあえず「今の自分」で一歩を踏み出す
   9 「いつの日か」という日はいつまでもこない
  10 あなたの「一番の味方」は誰か
  11 自分が「自分の一番の信者」になる
  12 まずは「遠くに大きな明かり」を見つけることから
  13 「晴れた道」を歩く人、「雨のぬかるみ」を歩く人
  14 たとえ「深刻な問題」も「わけないもの」にする方法
  15 「今日からすぐ実行してみる価値」があること
  16 見えないはずの「あなたの頭の中」、しかし他人は心で感じ取る
  17 目の前の「長い橋」  あなたはどう渡るか
  18 ”脳の勘違い”をうまく利用する方法
  19 「人もうらやむ人」になる秘密
  20 多少「風当たり」が強くても踏ん張る
  21 「自分にはできる」と信じて進む
  22 「活気に満ちた人」に共通するエネルギー消費法
  23 「あなたの周りを変えていく」ちょっとしたコツ
  24 自分の選択に「自信」と「責任」を持つ
  25 あきらめる人、妥協する人、あきらめない人
  26 「成功の卵七つ」のかえし方
  解説 いつ、どんな困難にぶつかっても、「最高のアドバイザー」に
      なってくれる本 齋藤 孝

  という構成となっている。

 【キーワード】
  並の人生では満足できない人?

 【くまの感想】
  まさに抽象的な本なのだ。でもこんな本、私は好きである。
  いかようにも解釈できるというのは、夢があって、可能性もあって
  いい。

  私は好きである。

  思った時には、まずやってみること、一歩踏み出すこと。

  これは私が浪人している時に、尊敬している先生もおっしゃって
  いたのを思い出した。

  思いついた瞬間には、もうそれに着手し始める。

  まさに情熱をもつということではなかろうか?

 出会えた本に感謝。
 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!ツイてる!