2011年12月17日土曜日

読書(305)★★★★ 人間力を伸ばす珠玉の言葉 箴は鍼なり 渡部昇一・中山理著


【今日の出来事】
 みなさんおはようございます。今日はいい天気ですね。気持ちがいい
 日です。土日は日本でお休みです。

 今週は多忙でした。
 東京⇒中国 上海⇒中国 シンセンエリア⇒香港経由⇒韓国ソウル・亀尾⇒東京

 と目が回りそうでした。笑。
 

 『今日の(よかった)from 陽転思考』
  ■ 土日のリフレッシュとっても心地がよいので「よかった」

【本の紹介】


  (305) 人間力を伸ばす珠玉の言葉 箴は鍼なり 渡部昇一・中山理著
 
人間力を伸ばす珠玉の言葉―箴は鍼なり人間力を伸ばす珠玉の言葉―箴は鍼なり
渡部 昇一 中山 理

モラロジー研究所  2011-12
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 【本の構成】
  まえがき 渡部昇一
  凡例 10

  第一章 箴言は現代人の心を癒す  
  第二章 自分に自信を持って生きる  
  第三章 こうすれば人間として成長できる
         -自らの人間力を伸ばす道  
  第四章 こうすれば苦難や困難も乗り越えられる  
  第五章 未来をひらく
  注<説明>

  あとがき 中山理
 
  という構成となっている。

 【キーワード】
  箴は鍼なり
  珠玉の言葉
   

 【くまの感想】
  まさに先輩からのメッセージ。本を読むことの大切さ。先人の
  深い意味の言葉及び解釈を教えてくれる。
  そして日本の若者達へのメッセージ。

  ■引用メモ■
   財団法人日本青少年研究所が2011年2月に公表した
   日米中韓の高校生を対象にした意識調査によると、
   「自分自身は価値ある人間だ」とする人は米国57.2、
   中国42.2、韓国20.2、日本7.5%で「自分自身に
   満足だ」という人は米国41.6、中国21.9、韓国14.9、
   日本3.9%という結果が出ていました。日本には謙譲の
   美徳とか謙遜といかいう伝統がありますので、一概には
   言えませんが、今の日本の若者はおとなしくて素直だと
   言われても、これが原因ならちょっと不安ですね。

   ⇒ 私はこの数字を見て、驚きと少し納得した不思議な
    感覚を持った。最近中国・韓国へよく仕事で若者と接する
    機会があり、自信それを感じるものがあるからだ。
    いいのか悪いのか、もっと日本は自信をもってもよいの
    ではないだろうか?

  ■引用メモ■
   渡部さんのひとこと
   家訓を残すほどの家ではないんですが、私が母から聞いて
   非常に印象に残っているのは、「親の恩というのは返せる
   ものではない。だから親の恩は弧に贈れ」と言ってました。
   だから私は、子供は大切に育てたつもりです。

   ⇒ これはとってもいい言葉だし、同感しました。親からもらい
    子に伝える。日本らしさも大切にしたいものです。

  ■引用メモ■
   仕事と趣味とは違うということですね。仕事と趣味がどう違う
   のかについては、カール・ヒルティがおもしろいことを言って
   います。「一生懸命にやり続けるとおもしろくなるのが仕事で
   やっているうちに飽きてくるのが趣味なのだ」と。

   ⇒ これは面白い説明である。なるほど。納得する。仕事と
    趣味は両立できるのであろうか?はて。

  ■引用メモ■
   ソニー創業者の井深大氏は、あるとき、「仕事の報酬はお金
   か地位か名誉か」と尋ねられ、そのどれにも首を振って、
   「仕事の最大の報酬は仕事だよ」と答えたと言います。

   ⇒ この仕事道。面白いです。先人の方の言葉には経験と
    重みが感じられます。

  お二人の対談で、いろんな話が繰り広げられます、中には
  刺激的な内容もありますが、それはそれで楽しく読める本で
  ありました。

  そして、日本人として、大切にすること。そこをしっかり知る
  必要があると実感しました。


 出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

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