【今日の出来事】
本日2冊目のご紹介は、「黄金比」の話。
【本の紹介】
(274) 黄金比はすべてを美しくするか? マリオ・リヴィオ著
斉藤隆央訳 早川書房
黄金比はすべてを美しくするか?―最も謎めいた「比率」をめぐる数学物語 マリオ リヴィオ Mario Livio 早川書房 2005-12 売り上げランキング : 52393 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
【本の構成】
はじめに
1 Φへのプレリュード
2 音程と五芒星形
3 星を指すピラミッドの下に
4 第二の宝
5 気だてのよい息子
6 神聖な比例
7 画家と詩人はどんな思い切ったこともやってよい
8 タイルから天空まで
9 神は数学者なのか?
訳者あとがき
図版/引用出典
参考文献
付録
という構成となっている。
【キーワード】
黄金比
【くまの感想】
前から話題にもなっており、気になる「黄金比」なぜ、昔からある
美術品に多様されているのか?不思議なことが一杯ある。数学
的に説明はできるものの、なぜ、これらを多様できたのか?
不思議なのだ。
本書は、そういった謎を徹底的に数学的に解明していくものである。
そして、応用編の形状も解いていく過程があり、頭が下がる。
難しいし、頭の体操になる。
数の不思議
幾何学の不思議
昔の数学者は、えてして、芸術にも勤しんでいる気配を感じる。
その作品達にはその謎を盛り込めているのだろうか?
ミステリー小説のようだ。
「森博嗣さんの作品」
を読んでいる気分となる。(ただし、人は死んだりしないが・・・)
■引用メモ■
古代エジプトの人は確かに黄金比をしっていたということになる。
この数が大ピラミッドの寸法比に現れるばかりか、設計者の意図
がヘロドトスの言明として歴史書に触れられていることで、黄金比
の存在が裏付けられているいるように見えるからだ。
→ 本当かどうかは、わからないことであるが、楽しくワクワクして
くるのは私だけだろうか?
■引用メモ■
詳しくは本書で読んでいただきたいが、初めて知る人はきっと
キツネにつままれたような間隔に陥るはずだ。訳者は新聞の
株式欄でこれを確かめて愕然とした。数には、われわれの常識
を超えたトリックがひそんでいるのである。
→ トリックなのだろうか?それとも人間のDNAがそのデザインを
好むようにしているのかもしれない。いずれにしても魅惑的なのだ。
途中数学の証明や導きがあり、数学が苦手な人は嫌になってくる
かもしれないが、めげずに読んでみるとその神秘がわかるような
きがする。
出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!
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