【今日の出来事】
こんばんは。今日は社内の報告会を聴講。久々に経路の違った仕事を
しました。なんだか不思議な感覚です。
明日も日本。がんばります。
『今日の(よかった)from 陽転思考』
■ 今日も日本での仕事。報告会の聴講。異分野の刺激を持てて「よかった」
【本の紹介】
(260) 考えない練習 小池龍之介著 小学館
考えない練習 小池 龍之介 小学館 2010-02-09 売り上げランキング : 1108 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
はじめに
第1章 思考という病 考えることで、人は「無知」になる
第2章 身体と心の操り方 イライラや不安をなくす練習
1 話す
2 聞く
3 見る
4 書く/読む
5 食べる
6 捨てる
7 触れる
8 育てる
第3章 対談 池谷 裕二×小池龍之介
僧侶が脳研究者に聞いた「脳と心の不思議な関係」
「身体と心の操り方」早見表
という構成となっている。
【キーワード】
考えない練習とは?
【くまの感想】
この本の表紙、題名(考えない練習)、前から気になりやっと出会える
ことができました。また著者の経歴も気になる。東大卒で副住職。
哲学を感じるのだ。
■引用メモ■
仏道的にお勧めするのは、やはり欲とか怒りを喚起するものでは
なく、ニュートラルなものをしっかり見るということです。
たとえば歩いている際にも、周囲の景色に無頓着なままでいる
のではなく、自分の視界が自身の移動とともに細かく変わっていく
様に特に注目してみましょう。歩く時に「見えている」景色を、
かなりの注意力や集中力で「見ている」景色に変えてみるのです。
そうすると、実は手近に新鮮な刺激があることがわかります。
→ これは、面白い見方だと思った。ニュートラルなものをしっかり
みる。イメージがつかないが、それを実践してみると新鮮な
刺激を味わえるという。面白い。
■引用メモ■
お笑い番組はかつて、私もストレスだらけだったころは大好きでした。
しかしそれらの笑いはたいてい以下の三つの毒のどれかから
成り立っているように思われます。
(1) 他人の失敗を馬鹿にする優越感=「慢の欲」による笑い。
(2) ツッコミを入れる攻撃性=「怒り」への感情移入による笑い。
(3) 不条理な言葉や振る舞いにより生じる混乱=「無知、迷い」に
よる笑い。
→ どれも確かに毒を感じるし、確かにその要素は含まれている。
人間の本能はそれを好む特性を持っているのかもしれない。
まさに毒なのだ。
考えない練習。しかし、それは無の境地になることではなく。有効に
情報を整理していくことだと理解した。まさにお坊さんからの説教。
哲学を感じる本であった。
出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!
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