2011年10月2日日曜日

読書(257)★★★★ ゴーン・テキスト ビジネスの教科書 カルロス・ゴーン著


【今日の出来事】
  こんばんは。土日はリフレッシュしました。
 土曜日:ララポート横浜にてお買い物,夕食は叙々苑の焼肉
 日曜日:掃除、山手十番館にてランチ、今年夏過ぎてからの初お鍋
 わりと贅沢な週末でした。笑。
 

 『今日の(よかった)from 陽転思考』
  ■ 今週も日本での週末リフレッシュができて「よかった」

【本の紹介】
  (257)  ゴーン・テキスト ビジネスの教科書 カルロス・ゴーン著
        文藝春秋
ゴーンテキスト ビジネスの教科書ゴーンテキスト ビジネスの教科書
カルロス・ゴーン

文藝春秋  2006-12-06
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 【本の構成】
  第1章  規範に挑戦する
        Challenge The Norm! 
  第2章  いかにしてチームをまとめるか
               Leadership
  第3章  違うということから学ぶ
                 Learn From The Differences
  第4章  女性であるあなたを企業は必要とする
                 Women, Companies Need You!
  第5章    若い人たちへのレッスン
                 Failure Is Part Of The Winning - Lessons For Young People  
  第6章  他社との比較ではなく自分がどうするか
                 All That Matters Is Yourself, Not Others
  第7章  率直に意見をぶつけ合う
                 Candid Exchange
  という構成となっている。

 【キーワード】
日産
  カルロス・ゴーンさん 
  企業再生
  日産リバイバルプラン
  日産ウェイとは?

 【くまの感想】
  日産を再生させたカルロスゴーンさんの著書をこれまで何度か読んだ
  ことがある。哲学はスッキリしているし、コミットメントを出すという日本人
  の苦手な行為ができるということはやはり見ものなのだ。
  これからの日産はどうなっていくのか?大変興味深い。日産ウェイ

  ■引用メモ■
  私は、トップの仕事とは、社の方向性をさだめ、その目標を社内に
  明確な形で伝達することに尽きると思います。そうした明確なものさし
  がないときに組織は迷走します。さらに、その目標は責任をともなう
  ものでなければなりません。

  → この目標に対する責任を取る。これができている企業は日本では
    少ないのではないだろうか?

  ■引用メモ■
  経営側は、常に社員たちを見守っていなければなりません。なぜなら、
  社員というのは企業にとって最大の財産であり、企業の行く末を左右
  する存在だからです。社員のモチベーションをたかめることができれば
  いい結果が生まれ、やる気がそがれれば成果は上がらない。

  → 最大の財産。それは人なのだ。私はこの言葉が好きだ。

  ■引用メモ■
  「コミットメント」という言葉を日本の経営手法に定着させたのは日産
  だと言われるようになりました。

  → 後に日産マネジメントウェイであり、日産の財産だと述べている。
    これを実行するのはたやすいことではない。なぜならばリスクも
    伴うし、地位を捨てる経営者なんていないからだ。

  最後に日産の幹部が、日産マネジメントウェイのキーワードをまとめて
  いく作業には興味深いものがあった。きっと日産はさらにまた凄い
  躍進を遂げていくのではないだろうか? この本は2006年に書かれた
  ものである。そろそろお目見えするのではないだろうか?

 出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

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