2011年9月10日土曜日

読書(239)★★★ 再びの生きがい 堀田力著

【今日の出来事】
 本日2冊目のご紹介は、生きがいの話。
 
【本の紹介】
  (239)  再びの生きがい 堀田力著 講談社文庫
再びの生きがい―特捜検事からボランティアへ (講談社文庫)再びの生きがい―特捜検事からボランティアへ (講談社文庫)
堀田 力

講談社 1995-05
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 【本の構成】
  第一章 「鬼」から「福」へ  
  第二章 大きな曲がり角  
  第三章 夢はふれあいの社会へ  
  第四章 ボランティアの輪  
  第五章 組織を全国に  
  第六章 ふれあい切符・ふれあいの論理  
  第七章 自己存在の確認  
  第八章 自立とふれあいと
  第九章 夢の軌跡
  あとがき
  解説・川淵三郎
  
  という構成となっている。

 【キーワード】
  生きがいについて
   

 【くまの感想】
  特捜検事からボランティアを決心した著者。とってもユニークというか
  自然な考えなのだなと思った。この本は1995年に書かれているが
  古さを感じない。

  ■引用メモ■
   要するに、検事は「鬼」である。その「鬼」がなにを考えて福祉の「福」
   をやるのか。百八十度の転換ではないか・・。

   → おもしろい。

  ■引用メモ■
   私はロッキード事件を担当したころに、いつかは高齢者福祉の問題
   に取り組もうと考えてから、その後は、どういうふうに高齢化が進み
   それに対処するためにはどういうシステムが必要か、あるいは欧米
   ではどんなシステムができているかなどについて、おりを見ては本を
   読んだり情報を集めたりして、自分なりに研究をしてきた。

   → これは面白い。自分のテーマを見つけ研究していく。興味深い。

  ■引用メモ■
   将来は、一人一人に、その人にかかわる医療情報などを入れたIC
   カードを持ってもらう。ICカードは一枚千円くらいかかるそうだが、
   みんあが持つようになれば、コスト的にはもっと安くなるだろう。それを
   コンピュータに入れると、官、民にかかわらず、すぐに必要なところ
   に情報がいき、必要なサービスが即座に受けられるようにしなければ
   いけないと思う。

   → 現在ここまで来ていないものの、すぐそばまで来ているのでは
     ないだろうか?

   特に第六章のふれあいについてかかれたことはジーンときた。
   
 出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

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