【今日の出来事】
おはようございます。
昨日は午後から仕事を「お休み」しました。たまの休みもリフレッシュできて
いいものです。
家族で食事に行ってきました。
『今日の(よかった)from 陽転思考』
■ 休みリフレッシュ、家族と食事できて「よかった」
【本の紹介】
(227) 日本復興計画 大前研一著 文藝春秋
日本復興計画 Japan;The Road to Recovery 大前 研一 文藝春秋 2011-04-28 売り上げランキング : 13150 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
【本の構成】
はじめに
第一章 これで原子力の時代は終わった
第二章 三分の二に縮小する生活
第三章 日本復興計画
という構成となっている。
【キーワード】
原子力発電について 日本復興について
大前研一さん
【くまの感想】
いつも、痛快に読ませていただく。主張がはっきりしている
ので気持ちがいい。著者は原子力関係の研究をされている
経歴もあって、その意見は興味深いものがある。そして、
現状の状態にも不安が募る。
いまどうゆう状態にあり、どうすべきか?
そのことを教えてくれている。
■引用メモ■
たぶん東電は、海水を入れた瞬間に再使用をあきためた
のではないぁ。復活させる方法がないわけではないが、炉心
洗滌を行なうには放射線レベルが十分に下がるまで待たなく
てはならない。五年から十年という年月である。常識的には
あきらめたと考えるのが妥当なことだろう。
⇒ 原子力発電の時代はもう終わったのだろうか?
■引用メモ■
ピーク時の電力量をカットできる三つの案を併用しろと
提案している。
① 四月からサマータイムにする。発電する代わりに太陽に
仕事をさせるわけだ。2時間ずらしてサマータイムを設ければ
15%分助かる計算だ。
② 週五日間を選択制で操業。ただし土日が休日とはかぎらず
企業やお店、ビルごとに、月曜から日曜まで均等になるように
休日をずらしてもらう。ロードリバランスを行なえば7%の
ピーク圧縮になる。
③ 夏の甲子園の中止。多くの国民がエアコンをがんがん入れ
テレビを見る午後二時から三時が一年のうちで一番ピーク
なのである。
⇒ ③については2時から3時にかけての節約が大事と読みとれる
実際このように私の生活や職場でもこれらの取り組みが
なされていたのを実感する。
■引用メモ■
私は電力警報システムの提案をしている。地震や津波と同じように
電力の余裕が10%を切ったときに、テレビや携帯電話で一斉に
警報を出す。人々に不要な電力を一斉にカットするように「お願い」
するのだ。そしていよいよ5%を切ったときには、テレビの放送を
中止する。これで人々は冷房を止めて、散歩に出るしかなくなる
だろう。
⇒ これは面白い提案だと思う。いつ、節約すべきかをわかっている
ことは重要なことだ。
第三章は震災の影響のみならず、日本がいまどうゆう状態にあるのか
復興していくためには、どうすればいいか?などを教えてくれている。
まさに私も「夫婦・子持ち・住宅ローン」を抱える(収入の50%以上を
教育費とローン返済に充てる)40代だ。
また、老後の時間(約8万時間の使い方)の提案のところも興味深い
ものがあった。詳細は、本でね。
出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!
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