2011年8月6日土曜日

読書(204)★★★ あづま橋 伊集院静著 

【今日の出来事】
みなさん。こんばんは。短い期間でしたが、小旅行に行って来ました。
 8/5-6 軽井沢

 とってもリフレッシュできました。
 

『今日の(よかった)from 陽転思考』
  ■ 短い夏休みでしたが、リフレッシュできて「よかった」

【本の紹介】
  (204)  あづま橋 伊集院静著 集英社
あづま橋 (集英社文庫)あづま橋 (集英社文庫)
伊集院 静

集英社 1996-03-19
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 【本の構成】
  螢ぶくろ
  二日の花
  あづま橋
  本牧ラット
  にせアカシア
  
  解説 川西政明
 
  という構成となっている。

 【キーワード】
  伊集院静さん
   

 【くまの感想】
  伊集院静さんの作品は2作品目である。最初の頃の作品だ。
  とっても流れるように、入ってくる。

  小説の面白さ、そして、力を抜いて物語を楽しむことが
  できる。

  伊集院静さんの作品がそうさせてくれているのかもしれない。

  
  ■引用メモ■
  解説から学んだこと。

  「あづま橋」の時間と空間を喪失から成熟に移しかえる一行がある。

  ぽちゃり、と水音がした。背中の鯉が動いたようなきがした。

  この言葉にはまいった。こうゆう言葉が使えるのは、無頼派の特権
  である。いやいや、僕がいっているのは文学の無頼派という意味である。
  太宰治や坂口安吾や田中英光が文学の無頼派だった。彼らには
  文士の風貌があった。僕が伊集院静に感じるのもそんな風貌である。

  ⇒ 小説の楽しみ方を教えてもらったようなきがする。
     ストーリとは関係のない一文。しかし、その情景がイメージを
     表現してくれる文章を味わうこと。
     勉強となった。

 出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

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