2011年8月1日月曜日

読書(201)★★★★ わたし革命 有森裕子著

【今日の出来事】
 本日2冊目のご紹介は、有森裕子さんの著書から。

【本の紹介】
  (201)  わたし革命 有森裕子著 岩波書店
わたし革命わたし革命
有森 裕子

岩波書店 2003-11-07
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 【本の構成】
  プロローグ
  第一章  わたし革命  
  第二章  からだ革命  
  第三章  スポーツ革命  
  第四章  再び、わたし革命
  あとがきにかえて
  有森語録
  わたしを励ましてくれたことば
  
  という構成となっている。

 【キーワード】
  オリンピックメダリスト 有森裕子さん
   

 【くまの感想】
  スポーツを取り組んでいる人、特にアスリートの言葉は
  説得力がある。

  しかも、オリンピックのメダリストの方々のコメントはやっぱり
  凡人ではない。

  信念がある。

  普通の人では考えられないくらいの才能と練習量。
  夢への執着心。

  自分との闘い。

  そんなことを少し感じることができた。

  やっぱりすごいのである。

  ■引用メモ■
   思いが強ければ、夢はかなう。

   だれでもが口にする言葉ではあるけれど、その「思い」
   を毎日の生活のなかで持ちつづけることが、どんなに
   難しいかを、わたしは身をもって知った。

   ⇒ この言葉には、重みがある。
     
  ■引用メモ■
   運動神経とは、生まれつき備わっているというより、
   ある意味センスだ、と思う。音楽や美術のセンスの
   ある人は、鍛えれば、運動もできるようになると思う。

   ⇒ センス。これ重要だ。

  ■引用メモ■
   身体はしばしば固定観念を覆し人を驚かせる。医者
   が見離した病気が何かをきっかけに完治する、決して
   動かないといわれた手足が、ある日動くようになる。
   こういった例は世間には多い。だからこそ、人は身体
   という自分の持つ神秘を信じて頑張れるのだ。

   ⇒ これは、なんとなくわかる。今はなんとなくだ。

  ■引用メモ■
   このレースだけではない。これまでのランナーとしての
   人生のなかで、何度ももうだめだと思った。それでも
   走りつづけていると、限界は伸びていくのだ。
   限界だと決めるのは、多分、これまでの経験からだ。
   けれど、氷山の一部しか目に見えないように、人間の
   能力は、その下に底知れないものを隠しているのだろう。
   人間の能力の不思議さを思わずにはいられない。

   ⇒ この感覚が持てるようになりたい。何に対して持つか?
     ひょっとするとそれが重要なのかもしれない。

  やっぱり、アスリートの言葉は重い。真似できないところが
  嫌になってくる面があるが、きっと人間の可能性は無限
  なのである。
    

 出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

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