【今日の出来事】
本日2冊目のご紹介は、星新一さんの作品。
【本の紹介】
(176) 人民は弱し 官吏は強し 星新一著 新潮文庫
人民は弱し 官吏は強し (新潮文庫) 星 新一 新潮社 1978-07 売り上げランキング : 61022 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
【本の構成】
著者の父 星一のことが書かれている。
【くまの感想】
これまで読んだ星新一さんの作品とは、まったくイメージが異なった。
まさに、父上の小説風の伝記。
■引用メモ■
解説より
息子の星新一は、自由市場にアイデアを送りだして、
アイデアそのものに勝負をまかせることのできる活動領域
を、えらんだ。それが文学であり、それもサイエンス・フィクション、
さらにその限定した様式としてのショート・ショートだった。この
領域の開拓者として星新一があらわれたことに、家族史として
の特色があざやかにあらわれている。
いっぽう実業の領域、政治の領域では、日本国の「有史以来」
の大敗北にもかかわらず、今もなお、「人民は弱し 官吏は強し」
という父星ーの言葉は適切である。その小説風の伝記は、日本
の現代に対して1つの寓話として読むことができる。
⇒ 興味深い。
出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!
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