2011年7月5日火曜日

読書(176)★★★ 人民は弱し 官吏は強し 星新一著

【今日の出来事】
  本日2冊目のご紹介は、星新一さんの作品。

【本の紹介】
  (176) 人民は弱し 官吏は強し 星新一著 新潮文庫
人民は弱し 官吏は強し (新潮文庫)人民は弱し 官吏は強し (新潮文庫)
星 新一

新潮社 1978-07
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 【本の構成】
  著者の父 星一のことが書かれている。

 【くまの感想】
  これまで読んだ星新一さんの作品とは、まったくイメージが異なった。
  まさに、父上の小説風の伝記。

  ■引用メモ■ 
   解説より

   息子の星新一は、自由市場にアイデアを送りだして、
   アイデアそのものに勝負をまかせることのできる活動領域
   を、えらんだ。それが文学であり、それもサイエンス・フィクション、
   さらにその限定した様式としてのショート・ショートだった。この
   領域の開拓者として星新一があらわれたことに、家族史として
   の特色があざやかにあらわれている。
    いっぽう実業の領域、政治の領域では、日本国の「有史以来」
   の大敗北にもかかわらず、今もなお、「人民は弱し 官吏は強し」
   という父星ーの言葉は適切である。その小説風の伝記は、日本
   の現代に対して1つの寓話として読むことができる。

   ⇒ 興味深い。

 出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

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