【今日の出来事】
みなさん。こんばんは。
今日は久しぶりの拠点(@国内)でのデスクワークでした。
職場の人も久しぶりということで飲み会が開催されました。
楽しかった。
『今日の(よかった)from 陽転思考』
■ 今日は久々の拠点での仕事、飲み会も実施しコミュニケーション
が取れて「よかった」
【本の紹介】
(192) 脳あるヒト心ある人 養老孟司・角田光代著 扶桑社新書
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【本の構成】
まえがき
その後、数々の表題で、養老さんと角田さんの文章での
やりとり
という構成となっている。
【キーワード】
今の社会・人ってどう?
【くまの感想】
とっても興味深い文章でのやりとり、いわゆる交換日記みたいな
形で本が進んでいく。
しかも、とっても正反対な畑のお二人だけにやりとりが面白い。
まるで色の正反対のようだ。ゆえに、話題が尽きない。
大先輩のお二人が感じている日本のこと。
参考になる部分が多々あった。
■引用メモ■ 角田さんの文より
私の場合、本によってもっともよく気づかされる。中学生のころ、
川端康成の『伊豆の踊り子」を授業で読まされたのだが、おもし
ろさがまったくわからなかった。感想文に、その通り書いた。
「『いい人ね』『いい人はいいね』」なんてのんびりした会話、今の
時代にはしない」などと。
以来、川端康成をおもしろくない作家と分類して成長したのだ
が、数年前、本当にそうなのだろうかと疑問を抱いて、読み返し
てみた。びっくりした。おもしろいのである。時代が云々なんて
関係なくおもしろい。
⇒ なるほど、これは参考になる。本の良さってのはその人の
読むときによってその受け取り方が変わるのである。私も
実は夏目漱石さんの作品は未だに理解できない。再度
トライしてみたい。
■引用メモ■ 養老さんの文より
妙な意見に思えるかもしれないが、文化とは人間の脳が持つ
中毒性の所産である。純粋に動物的に生きていくには、文化
は不要と言うしかない。
⇒ おもしろい言 考えである。参考となる。文化は中毒性の
所産。
■引用メモ■ 養老さんの文より
仕事というのは、社会の側にあるものなのである。そう思って
みれば、そりゃそうだと思うはずである。だから仕事を「探す」。
自分の方からするものであれば、探す必要なんかない。できる
ことをすりゃいいのである。仕事には能力が必要である。だから
逆に、重要な仕事をしている人は、自分に能力があるからだと
思うようになる。でもその仕事は、実は世の中に必要だから
存在している。そういう面がある。それを重視するなら、その
仕事をするのはあなたでなくてもいい。
⇒ この意見は興味深い。仕事は社会の側にあるのだ。主観的
には自分がいないとダメだと思う仕事と思えても、そうでない
そこがなるほどと思うところである。
■引用メモ■ 角田さんの文より
才能とは何だろうと考えると、苦にならないことだと思う。
抜きん出た特殊な力のことではなくて、どれだけ長い時間
そのことと向き合えるかということだと思う。
⇒ なるほど、自分にとって苦にならないことはなんだろうか?
と考えることは重要である。それが才能であるからだ。
大先輩のお二人の会話、考えから学ぶことは多い。
興味深い意見が聞ける本であった。
出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!
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