2011年6月8日水曜日

読書(146)★★★ コトラーのマーケティング講義 フィリップ・コトラー著

【今日の出来事】
 本日2冊目のご紹介は、マーケティングの話。

【本の紹介】
  (146)  コトラーのマーケティング講義 フィリップ・コトラー著 
         木村達也監訳/有賀裕子訳 ダイヤモンド社
        
コトラーのマーケティング講義コトラーのマーケティング講義
フィリップ・コトラー

ダイヤモンド社 2004-10-08
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 【本の構成】
  はじめに
  講義 1  市場とマーケティング
        マーケティングの定義
        顧客のパワーと満足
        マーケティングのトレンド
        マーケティングの新発想
        今日の主な課題
             ◎マーケティングの弱点
             ◎マーケティングへの風当たり
        マーケティング技能
        仕事としてのマーケティング

  講義 2 マーケティング戦略
        効果的なマーケティング戦略
        セグメンテーション
        ターゲティング
        ポジショニング
        差別化
        イノベーション

  講義 3 マーケティング・ツール(4P)
        マーケティング・ツールの枠組み
        製品
          ◎ ブランドとブランディング
          ◎ サービス
        価格
        流通チャネル
        プロモーション
          ◎ 広告
          ◎ PR
          ◎ セールス・プロモーション
          ◎ セールス・マネジメントとセリング
          ◎ スポンサー活動
          ◎ クチコミによるマーケティング
          ◎ メディア

   講義 4 マーケティング・プランニング
         マーケティング・プランの立案
          ◎ マーケティング・リサーチ

   講義 5 マーケティング組織
         マーケティング組織の役割

   講義 6 マーケティング・コントロール
         マーケティング・コントロール

   講義 7 マーケティングの適用領域
          一般消費財
          小売マーケティング
          ロイヤルティ・マーケティング
          CRMとデータベース・マーケティング
          プロフェッショナル・マーケティング
          地域のマーケティング 
          景気後退期のマーケティング
          政治とマーケティング
          社会的責任とマーケティング

   講義 8 卓越したマーケティング
          卓越したマーケティングの実践

   監訳者あとがき
   索引

   という構成となっている。

 【キーワード】
   マーケティングとは?   

 【くまの感想】
   私は、今、技術営業の仕事をしている。そこで気になっていたキーワード
   
   「マーケティング」

   この本を読むことにより、専門的な部分ではなく基本や原則を学ぶことが
   できたような気がする。

   ■引用メモ■
    マーケティングの主要プロセスを挙げると
      ① 機会を見極める
      ② 新製品を開発する
      ③ 顧客を惹きつける
      ④ 顧客を維持し、ロイヤルティを獲得する
      ⑤ 注文を処理する
    となります。これらのプロセスすべてを効果的にこなせば、たいてい
    企業は成功するでしょう。ですが、どれか1つでもつまずけば、
    生き残りは厳しくなります。

    → なるほど。

   ■引用メモ■
    偉大なブランドの条件とは?
    強大なブランドと言えるためには、5つの条件があります。第1に、ブランド
    名から、製品の機能・スタイルなど、特徴が連想されること。第2に、いくつ
    かの美点と強く結びつけて受け止められていること。たとえばボルボが
    安全性、アップルコンピュータが使いやすさの代名詞であるように。第3に
    そのブランドを人になぞらえた場合に、その人のイメージを思い描けなくては
    いけません。アップルは20歳代、IBMは60歳代、といったところでしょうか。
    第4にブランドを通して、革新を追及している、顧客対応を重視している、
    社会貢献意欲が強い、などといった企業の価値観が伝わってこなくては
    いけません。最後に、強いブランドは顧客の姿を連想させます。ハートの
    熱い若者であるとか、熟年層であるとかといった具合です。強いブランドを
    育てるためには、以上5つの要素すべてを盛り込む必要があります。

    → なるほど、納得。

    他にも300に渡るポイントが記載されており、そのステップごとにずしっと
    くることだろう。
  

 出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

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