2011年5月30日月曜日

読書(139)★★★★ つながり進化論 小川克彦著

【今日の出来事】
 こんばんは。今週もあわただしく始まりました。今日は少し曇っていた
 こともあり涼しかったです。
 私も夏用のスーツを購入し、快適な通勤でした。

 明日からまた、海外出張ロードに励みます。
 明日夜から韓国ソウル⇒亀尾⇒香港経由 ⇒中国深センへと向かいます。

『今日の(よかった)from 陽転思考』
  ■ 今週もあわただしいけれど充実感が持てているので「よかった」

【本の紹介】
  (139)  つながり進化論 小川克彦著 中公新書
       
つながり進化論―ネット世代はなぜリア充を求めるのか (中公新書)つながり進化論―ネット世代はなぜリア充を求めるのか (中公新書)
小川 克彦

中央公論新社 2011-03
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 【本の構成】
はじめに
  序章 今どきの学生、ネットをどう使っているのか
  第1部 技術から見た人と人のつながり、その進化をたどる
   第1章 個人をつなげるサービス 固定電話からケータイメールへ
   第2章 新たなつながり方の誕生 パソコン通信からTwitterへ
   第3章 失敗してしまったネットのサービス
  
  第2部 心情から見た人と人のつながり、プラスとマイナスのつながり方
   第4章 つながりの心情 プラス面
   第5章 つながりの心情 マイナス面
  
  第3部 人と人とのつながりの未来を考える
   第6章 人の心情はどう変わっていくのか
   第7章 これからのネットに求められること
 
  あとがき
  参考文献
 
  という構成となっている。

 【キーワード】
  つながり進化論とは?   

 【くまの感想】
  一昔前、私が大学生だった頃は、まだ携帯電話も皆持っていない
  時代であった。

  今はまったく違う、携帯電話は勿論のこと、それらをつかった
  人と人との関係が作られる。

  まさに「つながり進化論」なのだ。

  この時代の変遷、技術トレンドの変遷は、人間を作っていくうえで

  いいのか?
  悪いのか?

  そこがこのテーマの主題ともいえるのではないだろうか?

  ■引用メモ■
   ケータイが登場してから、約束の場所や時間があいまい
   になってきたと嘆く人も多いが、近ごろでは約束する相手も
   あいまいになってしまったようだ。

   Twitterでこう投稿されるのだ。

   「 湘南台~町田あたりで晩飯食う人いない?」

   と。

   ⇒ まさに驚きのスタイルである。

  ■引用メモ■
   人はネットによってコミュニケーションの制約から
   解放されたのであるが、そこで失ったものは他者
   との心情的なつながりの距離である。同じ文字の
   コミュニケーションでも、メールからブログ、さらに
   Twitterを利用するにしたがって、だんだんとその
   距離が遠のいてきた。しかし距離が遠くなれば、
   自分と他者のつながりに不安を感じるのも事実だ。

   ⇒ まさに今起こっていることだ。


  またWEBの仕組みなどを詳細に説明している部分が
  あり大変勉強となった。

   
 出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

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