2011年5月17日火曜日

読書(124)★★★★ 遊ぶ奴ほどよくデキる! 大前研一著

【今日の出来事】
 本日2冊目のご紹介は、大前研一さんの著書から・・・。ビジネスとは思いきや・・・

【本の紹介】
  (124)  遊ぶ奴ほどよくデキる! 大前研一著 小学館
      
遊ぶ奴ほどよくデキる!遊ぶ奴ほどよくデキる!
大前 研一

小学館 2005-07-01
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 【本の構成】
  はじめに
  「勝ち組」の条件はオフにあり!
  
  序章   『サラリーマン「オフビズ」革命』
        年間100万円の”オフ資金”を作る方法

  1章   年齢不相応の精神を持て!    
  2章   ブルーマンデーを撃退せよ  
  3章   旅に出よう  
  4章   オフのIT活用術  
  5章   酒場はこう楽しめ  
  6章   家族マネジメント術  
  7章   目から鱗の子育て術  
  8章   老後は今から備えよ
  
  という構成となっている。

 【キーワード】
  遊ぶ奴ほどよくデキる?とは?  

 【くまの感想】
  なんとも爽快だ。
  大前研一さんの著書は、さっぱりしている。断言してくれているので
  読んでいてスッキリする。

  それでいて、今回は遊び方を

  いっぱい教えてくれるのだから・・・・

  私の年齢(41歳)からするとちょっと先のイメージも持てるので
  大変に参考になるし、今から準備しておくべきことのイメージも
  持てた。

  それにしてもなんとも活発な著者である。

  仕事も遊びもバランスよく、そしてご家族とのコミュニケーションを
  大事にしておられるのもすごい点であると思った。

  ■引用メモ■
   社内での提案にせよ取引先との交渉にせよ、最善のプランを提出
   するのは当然だ。しかし、そもそもプランを1本しか用意しないとい
   うのは、それ自体準備不足というべきであり、精神衛生上もよくない。
    そこで処方箋だが、第1案と同時に、それが通らなかった場合に
   備えて、第2、第3の案も用意しておきたい。これなら、第1案の行方
   に必要以上にやきもきすることなく、平静でいられる。

   → やっぱりビジネス書の雰囲気を醸し出しているが、オフも同じ
      考えてアプローチしていく、ここがポイントなのである。

  ■引用メモ■
   じつは、敗者や非主流の人々の物語こそ、乱世を生きるうえで
   示唆に富んだ記述が多い。私の好きな人物はその代表格である
   徳川幕府の幕臣・小栗忠順である。

   → おもしろい視点である。確かに、ヒーローを読んでいる人が多い
      が敗者や非主流の人の物語も参考になる。

  ■引用メモ■
   歳をとると、いくら美味しいものを食べたいと思っていても胃が受け
   つけなくなるし、そのうち食べたいという欲求自体が衰えてしまう。
   80歳まで食を楽しめるとしたら、あと何回、夕食の機会があるの
   だろう。  数えてみると、あと1万8000回ほどだった。

   → これ大前研一さんらしいと思いませんか?

  ■引用メモ■
   目安として40歳をすぎたら長く続けられる趣味を持っていい。
   しかも、定年後に楽しみが増すものがいい。中国語の例で
   いえば、働いているうちは盆暮れの休暇を利用した2泊3日
   ほどのツアー旅行を楽しみ、辞めたらいよいよ月単位で中国
   各地を夫婦で旅する、といった具合だ。

   → なるほど、まさに私の歳にすべきことである。
      何か探さねば・・・・もちろん読書はその一つ。

  といったように、気持のいいくらいアドバイスをくれる本なのだ。
  なんだか勇気が湧いてくる映画を見ているかのようだ。


 【著者からのおすすめ本 本つながり】
  敗者の書 越後長岡藩の河合継之助の話

 
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 出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

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