2011年5月3日火曜日

読書(103)★★★ 「お客様」がやかましい 森真一著

【今日の出来事】
おはようございます。GWいかがお過ごしですか?
 今朝は珍しく早起きをしました。

 今日も庭の手入れ・スイミング(長女と)とのんびり過ごす予定にしております。
 それではよいGWを。

『今日の(よかった)from 陽転思考』
  ■ 今朝早起きできて「よかった」

【本の紹介】
  (103) 「お客様」がやかましい 森真一著 ちくまプリマー新書
     
「お客様」がやかましい (ちくまプリマー新書)「お客様」がやかましい (ちくまプリマー新書)
森 真一

筑摩書房 2010-02-10
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 【本の構成】
  はじめに
  第一章 「お客様」社会先進国ニッポン
  第二章 「お客様」による暴力はなぜ増える?
  第三章 客を客とも思わない店員 労働者から誇りを奪う
       「お客様」社会
  第四章 教育の「お客様」社会化は、学ぶひとを不幸にする
  第五章 「お客様」意識からの脱却
  あとがき

  という構成となっている。

 【キーワード】
  「お客様」

 【くまの感想】
  私が勤務する会社でも「お客様」と記載や呼ぶように指示があった。
  もう数年前のことだったと思う。

  お客様

  このイメージは確かに本書でも書かれているように日本では
  エスカレートしていっているように思われる。

  店員がそそうをして、お客様に謝っている。
  スチュワーデスが謝っている。
  ホテルのトラブルで係りが謝っている。

  何かと、お客様主導の世の中なのだ。

  しかも、お客様に該当する方も、偉そうに振舞っている。

  このような社会がいいのか?悪いのか?

  本書では、そのように到った過程を分析しているところが
  興味深い。

  ■引用メモ■
   不満を徹底的に排除しようとする努力は、不満を感じる
   機会を減らします。しかし、それは一時的にすぎません。
   以前ならいちいち不満に思わなかったkとおに不満を
   感じるようになるのです。高度なレベルの気づかいを、
   みんながみんなに期待するからです。

   ⇒ なるほど。子どもが要求をエスカレートするという
     現象はよく見かけるがなるほど、納得である。


  また、本書では、記載がないけれど、

  日本人はすべてではないけれど、政府に対して、
  お客様意識を持っており、他人事のように不満を言っている
  印象を持っている
  悪いお客様意識、いっそうしたいものである。

 出会えた本に感謝。
 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!ツイてる!

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