2011年3月3日木曜日

読書(57)★★★ 日本の伝統美を訪ねて 白洲正子著

【今日の出来事】
 本日2冊目のご紹介は、白洲正子さんの対談

【本の紹介】
 (57) 日本の伝統美を訪ねて 白洲正子著 河出文庫
     
日本の伝統美を訪ねて (河出文庫)日本の伝統美を訪ねて (河出文庫)
白洲 正子

河出書房新社 2009-07-03
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 【本の構成】
  工芸に生きる       白洲正子・草柳大蔵
  日本人のこころ 落ち葉一枚にも感動する”美”の意識 
白洲正子・谷口吉郎
  十一面観音を語る   白洲正子・上原昭一
  大人の女は着物で勝負 白洲正子・原由美子
  骨董極道          白洲正子・秦 秀雄
  象徴としての髪      白洲正子・山折哲雄
  西行と芭蕉 旅をすることがそのまま修行であった日本の旅人の系譜
                  白洲正子・目崎徳衛
  能の物語「弱法師」    白洲正子・河合隼雄
  「能」一筋 人生の最後に咲いた花こそ「まことの花」である
                  白洲正子・友枝喜久夫
  日本人の美意識はどこへ行った 芸の道から政治家まで縦横無尽
                  白洲正子・鶴見和子
  明治維新の元勲たちを論ず 維新回天の立役者、薩摩隼人の気骨とは
                  白洲正子・津本陽
  人間も骨董と同じで一目見たら分かるわ
                  白洲正子・阿川佐和子
  人の悲しみと言葉の命  白洲正子・車谷長吉
  
  文庫解説 水原紫苑
  
  という構成となっている。

 【キーワード】
白洲正子さんの素顔とは?

 【くまの感想】
   白洲正子さんとの対談で構成されているこの本は、
   とっても興味深い点がある。

   日本の文化を大事にしようとする心

   そんなものが伝わってくるのである。

   ご主人の白洲次郎さんとのエピソードも出てきて
   相思相愛なところも伝わってくるのがおもしろい。

   そして、なんといっても迫力があるのである。

   そして、日本の文化の良さを強調している点は
   うれしくなる。

   能について、骨董品について、和服の良さについて

   

 出会えた本に感謝。
 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!ツイてる!

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