2010年12月23日木曜日

読書(405)★★★★ 東洋的CEO コルサック・チャイラスミサック著

【今日の出来事】
 おはようございます。
 今日から中国(福州)&台湾に仕事で行ってきます。29日に帰国予定。
 来年もいろんなところに行けそうです。

『今日の(よかった)from 陽転思考』
  ■ 年末の海外出張いろんな経験ができて「よかった」

【本の紹介】

 本が好き!からの献本(抽選による)御礼!!

 (405) 東洋的CEO コルサック・チャイラスミサック著 
       翻訳 中村公世 監訳 政光順二 JDC
       
東洋的CEO東洋的CEO
コルサック・チャイラスミサック 政光 順二

J・D・C 2010-11
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 【本の構成】
  はじめに
  師へ捧げる

  第一章 人間の価値
  第二章 ハンタータイプ・ギャンブラータイプ・CEOタイプ
  第三章 プロのCEOのプロ意識
  第四章 ではCEOとは何者なのか、何をするのか
  第五章 戦略の師、囲碁
  第六章 戦略の「道(タオ)」
  第七章 CEOと東洋哲学
  第八章 ポリシーと価値観 組織の活力源
  第九章 経営戦略 CEOの剣の舞
  第十章 組織の発展 不死身の秘訣
  第十一章 CEOの進む道

  付・タイにおける囲碁の発展
  あとがき

  という構成となっている。

 【キーワード】
  東洋的CEOとは?

 【くまの感想】
  東洋思想って、こうやって読んで教えてもらうといいものだなと思う。
  CEOになるかどうかは別として、東洋人の思想って説教じみている感は
  あるものの、親しみやすく、生活レベルでも取り入れることができる。

  だからといって西洋思想を批判しているわけではない。

  この本にはいくつかのいい言葉が書いてあります。

  ■引用メモ■
  「水を飲むとき水源を思う」 
  *訳注 幸福のときもその源泉を忘れない、感謝の気持ちを忘れない。

  ⇒ いい言葉だと思いませんか?

  ■引用メモ■
  なぜ負けたのかわからなければ
  どうすれば勝てるかもわからない

  ⇒ これは、日々生活している中でも失敗した時に考えることもできるし、
    組織の戦略についても同じことが言えると思うのです。

  ■引用メモ■
  合抱(ごうほう)の木は、豪末(ごうまつ)より生ず
  九層の台は、塁土(るいど)より起こる
  千里の行は、足下より始まる

  (訳) ひと抱えある大木も、針先ほどの芽から生え、
      九階建ての高殿も、基礎がためから着工し、
      千里の長旅も、踏み出しは一歩である。

  ⇒ 私はとっても気に入りました。まさに初心に帰るそして、こつこつと
     日々行っていくことの大事さを痛感します。

  
  東洋思想っていいものだな。と思った一冊でした。

 出会えた本に感謝。
 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!ツイてる!

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