2010年12月31日金曜日

読書(409)★★★★ 孫正義のデジタル教育が日本を救う 中村東吾著

【今日の出来事】
 みなさん。こんばんは。12/23から始まった中国・台湾方面の出張が終わり、今日12/30に
 帰国しました。仕事おさめになりました。
 年末はいい経験ができたと思っています。

『今日の(よかった)from 陽転思考』
  ■ 年末の海外出張いろんな経験ができて「よかった」

【本の紹介】
 (409) 孫正義のデジタル教育が日本を救う 中村東吾著 角川SSC新書
      
孫正義のデジタル教育が日本を救う  角川SSC新書 (角川SSC新書)孫正義のデジタル教育が日本を救う 角川SSC新書 (角川SSC新書)
中村 東吾

角川SSコミュニケーションズ 2010-11-10
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 【本の構成】
  はじめに
  序章   「是か非か」ではなく「是で必」のデジタル義務教育
  第1章  驚き、感動のある授業が求められている!
  第2章  孫正義はなぜ、デジタル教科書教材協議会の発起人と
         なったのか
  第3章  電子教科書で変わる授業内容
  第4章  デジタル教育の功罪を、改めて考える
  第5章  孫正義が日本を背負って立つ若者に伝えたいこと
  おわりに
  参考文献・資料

  という構成となっている。

 【キーワード】
  デジタル教育とは?
  孫正義さんのビジョンとは?

 【くまの感想】
  この本はまさに未来の教育ビジョンを示している。
  そして、キーマンの孫正義さんの動き。

  今年iPadが発売されて、いろんなタブレットPCが年末に出始めている。
  今は個人ユーザーだが、これが教育に使われるとどんな世界になるのか?

  とても興味深い。

  そして、今の若い4歳以上の子供達は、まさにデジタル世代だ。
  何も説明せずに、携帯電話とか、iPod touchなどを渡すと勝手にいじり
  動かしていく。そんな子供たちなのだ。

  そして日本の教育は世界からみてどう位置づけられるか?
  今10歳くらいの子供達が30年後40歳になり、ビジネスなどで活躍している
  時にどれくらい影響するのか?

  などなど興味深い、まさに夢が現実になろうとしている。
  
  ■引用メモ■
   電子教科書であれば、生徒全員が書き込んだ答えを一斉に教壇横に
   設置した電子ボードに表示させ、誰が何を考えているのか、瞬時に共有
   することができるのです。先生は、生徒全員の答えを一瞬で見ることが
   でき、一体感を持って授業を進めていくことが可能になるのです。

   → これはすごい。とってもすごい。

  ■引用メモ■
   小学校から中学3年生までの紙の教科書の重さですが、たとえばという
   ことで計算すると9年分で22kgにもなります。それに対して電子教科書は
   たったの0.7kgしかありません。はるかに軽いのです。重量はそれ以上、
   増えることはない。

   → この他、語学の発音が音声で発されるなど興味深いことがたくさん書いて
      ある。まさに近未来の教育なのだ。

  こんな世界が来るような気がする。楽しみだ。老人になってから私も参画したい。


 【著者からのおすすめ本 本つながり】
  
「光の道」革命 光ファイバーとクラウドで描く日本再生のシナリオ「光の道」革命 光ファイバーとクラウドで描く日本再生のシナリオ
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 出会えた本に感謝。
 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!ツイてる!

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