2010年11月19日金曜日

読書(369)★★★★ 絶筆 梨元です、恐縮です。 梨元勝著

【今日の出来事】
 こんばんは。今東京から帰ってきました。
 今の職場の最後の報告会も順調に終わりました。そして、明日は最終日。
 少し寂しいですが、新しい職場で前向きに進もうと思います。

『今日の(よかった)from 陽転思考』
  ■ 今の職場の最後の報告会、うまくいって「よかった」すっきりした。

【本の紹介】
  コミュニティー「本が好き!」からの献本御礼!

  (369) 絶筆 梨元です、恐縮です。 梨元勝著 展望社
       
絶筆 梨元です、恐縮です。―ぼくの突撃レポーター人生録絶筆 梨元です、恐縮です。―ぼくの突撃レポーター人生録
梨元 勝

展望社 2010-09
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 【本の構成】
  まえがき
  序章   梨元・裏チャン奮戦記 リアルタイムの人間ドラマ
  第一章  いや~生れてきて恐縮です
  第二章  アルバイトばかりの大学生活で恐縮で~す
  第三章  文章が書けない記者の仕事始め
  第四章  突撃芸能レポーター梨元走る
  終章   突撃レポーターつれづれ日記
  優しかった梨元が最後に「怖い」と呟いた    梨元玲子
  大好きなのに素直に父に甘えなかった後悔が 梨元麻里奈

  という構成となっている。

 【キーワード】
  梨元勝
  芸能レポーター

 【くまの感想】
  芸能レポーターの元祖 梨元勝さん。肺がんで亡くなられた。
  ワイドショー、いけないなーと思いつつついつい見てしまう芸能ネタ。

  芸能人から嫌われながらも執念でもって、前に進む。そしてその地位を
  確立。他にもそんな立ち位置の芸能レポーターがいるのは興味深い。

  そして、肺がんになり、死期を悟ってから書いたこの著書はなんだか、
  複雑な気分になる。

  最後の奥様と娘さんのコメントは興味深い。家族の絆。特に娘さんは
  嫌な思いもしてきただろうけれど、やっぱり大好きだと語るところには
  感動してしまう。

  ■引用メモ■
   人間というのは美しい話にも感動するが、醜い話にも興味を持つ。
   私の個人的見解だが、特に日本人にはその傾向が強い。よく
   下世話で言われているが「他人の不幸は蜜の味」というわけである。

   ⇒ ここまでホンネを語れる梨元さんは、なんだかすごい。

  ■引用メモ■
   芸能人は注目されてこそ値段が付くのであって、むしろ私に追いかけ
   られなかったら、その人は、もう自分に芸人としての価値がないんだな
   と思っていただきたい。それなのに、知られたくない恋の秘密を暴かれ
   たといって、『無知で下品』などと言われたのでは私はやはり釈然と
   しないものが心の底に沈殿するのである。

   ⇒ ここまでずうずうしく言える梨元さんは、やっぱりすごい。追いかけられて
     感謝してほしいというこの発想。やはりここまで信念を持たねばつとまらない
     のだろう。まさにプロ意識。

  色んな芸能ネタも書いてあり、ご本人がなぜそのポジションにこだわるのか?が
  書いてあり大変興味深い本であった。信念を持って仕事にのぞむ。すばらしい
  ことなのではないだろうか?

 出会えた本に感謝。
 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!ツイてる!

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