2010年11月1日月曜日

読書(345)★★★★ ブログ論壇の誕生 佐々木俊尚著

【今日の出来事】
みなさん。こんばんは。
 秋の夜長 みなさんどうお過ごしですか? 私は今、勝間和代さん主演の「デキビジ」の
 録画を見ながら、このブログを書いております。

 思えば、勝間和代さんの2008頃のブレークと共に、私も、読書するようになり、
 ブログも書くようになり、随分影響されてきたと思います。

 これからも自分のスタイルを追い求めながら、いろんな事にチャレンジしたいと
 思っています。

 そして、会社の上司から仕事の内容が変わるという内示を受けました。
 今まで技術開発に取り組んでいたのですが、これからは営業技術として、
 色々挑戦することになりました。40歳のこれから、色々チャレンジングに
 いきたいと思っている秋の夜長の「くま」でした。

『今日の(よかった)from 陽転思考』
  ■ 仕事の内容が変わることになった、リフレッシュできてうれしい「よかった」
 
【本の紹介】
  (345) ブログ論壇の誕生 佐々木俊尚著 文藝春秋
        
ブログ論壇の誕生 (文春新書)ブログ論壇の誕生 (文春新書)
佐々木 俊尚

文藝春秋 2008-09
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 【本の構成】
  はじめに ブログ論壇とは何か
  Ⅰ     ブログ論壇はマスコミを揺さぶる
    第1章  毎日新聞低俗記事事件
    第2章  あらたにす
    第3章  ウィキペディア
  
  Ⅱ     ブログ論壇は政治を動かす
    第4章  チベット問題で激突するウヨとサヨ
    第5章  「小沢の走狗」となったニコニコ動画
    第6章  志位和夫の国会質問
    第7章  安倍の窮地に暗躍した広告ロボット
  
  Ⅲ     ブログ論壇は格差社会に苦悩する
    第8章  辛抱を説く団塊への猛反発
    第9章  トリアージ
    第10章 承認という問題
  
  おわりに
  あとがき
  特別付録 佐々木俊尚が選んだ著名ブロガーリスト

  という構成となっている。

 【キーワード】
  ブログ論壇とは?

 【くまの感想】
  やはり、佐々木俊尚さんの著書にははまってしまう自分を感じる。
  はまって読んでしまう。
  ジャンル・視点 私の知りたいところを突いているところはうれしい限り。

  ブログ論壇とは?

  この著書は、その変遷、存在をこと細かに教えてくれる。
  ある意味すごい怖い 形あるようでない存在。
  一旦何かで「炎上」すると大変なことになるこの世界は、得たいの知れない
  力を持っている。

  ■引用メモ■
   ブログは、書いている人物(ブロガー)や、いわんやそのブロガーの属する
   党派、そのブロガーの持つイデオロギーを軸としてではなく、書かれている
   内容(エントリー)だけにを軸として、コメントやトラックバックによって議論
   を波及させていく。つまりは属人主義からの解放であり、「誰が書いたか」
   ではなく「何が書かれているか」を重視するパラダイムへの移行である。

   ⇒ ある意味、純粋に吟味が行われるといいう印象をもった。ブロガーは
      無名でもまったく問題ないわけだ。

  ■引用メモ■
   そしてこうした問題点を最初に、しかも的確に指摘したのは「専門家ブロガー」
   と呼ばれる一群の人だった。つまりは弁護士や会計士、投資銀行の金融
   マンたちが自分のブログで、新聞記事の誤りを次々に正して言ったのである。
  
   ⇒ まさに正義の味方。今テレビで報道されているものより信頼できる、真実を
     知ることができる可能性があるということだが、逆もしかりである。少し考えると
     恐ろしくもある。

  この現象は、日本のみならず、世界とのつながりを持ちながら進化を遂げていくに
  違いない。そのうちに言葉の壁もなくなってくる予感をしているのは私だけであろうか?

 出会えた本に感謝。
 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!ツイてる!

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