2010年10月23日土曜日

読書(334)★★★ マグロのふしぎがわかる本 中野秀樹+岡雅一著

【今日の出来事】
 次なるご紹介の本は、「マグロのふしぎ」

【本の紹介】
 (334) マグロのふしぎがわかる本 中野秀樹+岡雅一著 築地書館
       
マグロのふしぎがわかる本 (水産総合研究センター叢書)マグロのふしぎがわかる本 (水産総合研究センター叢書)
中野 秀樹;岡 雅一

築地書館 2010-07-09
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 【本の構成】
  第1部 マグロはどんな生きものか
   第1章 マグロの生物学
   第2章 食べ物としてのマグロ
  
  第2部 マグロと人
   第3章 マグロ漁業の歴史と漁法
   第4章 マグロの生産と流通
   第5章 マグロ生産の未来  養殖でマグロはまかなえるのか?
  
  第3部 マグロ資源の保全
   第6章 マグロ資源の現状
   第7章 資源管理  国際マグロ管理委員会
   第8章 マグロとワシントン条約
  
  参考文献

  という構成となっている。

 【キーワード】
  マグロのふしぎ

 【くまの感想】
  楽しく読める本であった。マグロやかつお君たちって、どんな生態なのだろうか?
  特にマグロは、人に愛されて食されている。
  愛されすぎて高騰までしている。

  食用に販売されているマグロの種類は
  高級なものから クロマグロ
  ミナミマグロ
  メバチ
  キハダ
  ビンナガ

  といわれると知っているようで知らなかった。

  なんと世界最大記録 クロマグロ787kgだとか・・・すごい。

  高額なマグロ君 その動きは重要な情報となる。驚いたのは、人工衛星を
  使ってマグロを追跡する技術があるという。
  もちろん生体研究の目的ではある。

  また色に関してマグロ君は、深海の生活に適した視覚を持っている一方で
  明るい表層の生活に有利な色覚を欠いているとされている。つまりマグロは
  色盲である。ただし完全なる色盲ではなく、青緑の波長に関する感度はある
  が、赤光に対する感度は極めて低い。マグロには赤色は黒っぽく見えるよう
  だ。マグロはコントラストに対する識別能力も高く、ダイバーが見えるものより
  遠くの物を見分けることができるといわれている。■引用メモ■

  ⇒ 驚きとともに、どうやって調べたのか不思議。

  
  この他色々マグロ君の話が盛りだくさんで興味深く読ませていただいた。

 出会えた本に感謝。
 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!ツイてる!

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