2010年8月21日土曜日

読書(258)★★★ つながり ニコラス・A・クリスタキス 他著

【今日の出来事】
 みなさん。こんばんは。暑い日が続きますね。今日は妻の快気内祝いの買い物に
 三宮まで繰り出しました。デパートの中は涼しいからいいですよね。そして買い物は
 大分歩くのが健康によいです。

 夜は、町内会の盆おどりに参加しました。日本の文化いいものですね。
 自民党衆議院議員の西村さんも突然登場して、驚きました。小さな町の盆踊りにも
 顔を出す政治家のみなさんは大変な仕事ですね。

『今日の(よかった)from 陽転思考』
  ■ 妻の快気祝いまで買えるようになって「よかった」 普通のありがたさを知る。

【本の紹介】
 (258) つながり ニコラス・A・クリスタキス ジェイムス・H・ファウラー著
       鬼澤忍訳
       
つながり

つながり

価格:3,150円(税込、送料別)


 【本の構成】
  私たちはみんなつながっている
  第1章  真っ只中で
  第2章  あなたが笑えば世界も笑う
  第3章  ともにいる者を愛す
  第4章  あなたも痛いが私も痛い
  第5章  お金の行方
  第6章  政治的につながって
  第7章  人間が持って生まれたもの
  第8章  おびただしいつながり
  第9章  全体は偉大なり
  謝辞と人脈図
  訳者あとがき
  注

  という構成となっている。

 【キーワード】
  つながり
  社会のネットワーク

 【くまの感想】
  つながり。
  今はやりのツイッターも、ある意味のつながりが連鎖して発生していく
  すごい現象だ。

  著書は、社会現象の中で発生する「つながり」の効果について色々
  分析を深めていく。

  ■メモ■
  人間は絶え間なく、社会的ネットワークを念入りにつくったりつくり直したり
  している。その例として真っ先に挙げられるのが、ホモフィリーだ。自分と
  似ている人びとと仲間になろうとする意識的・無意識的傾向のことである。
  ⇒これは今のインターネット SNS ツイッターなどの前からある現象だと
    著者はいう。

  こうした直接的なつながりの先を調べてみると、孤独は三次の隔たりまで
  広がることがわかった。⇒六次の隔たりは有名ですが、つながりの反対=孤独が
  三次の隔たりというところが興味深い。

  社会的なネットワークがつくり育てた公共財を誰もが利用できるわけではない。
  心臓発作に見舞われて亡くなるかどうかは、黒人であるか白人であるかより、
  友人がいるかどうかにかかっているかもしれない。新しい職が見つかるか
  どうかは、身につけた専門技術と同じくらい、友人の友人がどんな人かに
  関係があるかもしれない。そして、親切な、あるいは利他的な扱いを受けられる
  かどうかは、周囲の人たちがどのくらいつながっているかによって左右される。
  ⇒ おもしろい表現だし、まさにそのとおりだとおもう。つながりの力。

  その他、選挙で勝利をおさめたアメリカ オバマ大統領の話などなど
  分析がどんどん続いていく。少し長い本ではあるが、とっても興味深い本であった。

 【くまのアクション】 
  生きていく上で必要な「つながり」の力。大事にしたいし、育てよう。


 出会えた本に感謝。

アマゾンでのご購入はこちらをクリックしてください。↓


↓ブログランキングに登録してます。クリックに感謝!

人気ブログランキングへ

いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!ツイてる!

0 件のコメント: