2010年8月3日火曜日

読書(241)☆☆☆ 「事業仕分け」の力 枝野幸男著

【今日の出来事】
 みなさん。こんばんは。
 今日は久々の出張でした。5:15自宅発⇒6:00西明石⇒8:30新横浜⇒13:00東京⇒
 21:00明石帰宅

 東京では時間があったので、有楽町にある三省堂をウロウロしてきました。
 最近の流行の本などなど一杯チェックできて幸せなひと時でした。
 仕事もまずまず。がんばっています。

『今日の(よかった)from 陽転思考』
  ■ 久々の出張、三省堂の本屋にてトレンド調査できて「よかった」

【本の紹介】
 (241) 「事業仕分け」の力 枝野幸男著 集英社新書
       
「事業仕分け」の力

「事業仕分け」の力

価格:735円(税込、送料別)


 【本の構成】
  はじめに
  第一章  「政治文化」の革命としての事業仕分け
  第二章  事業仕分けとは何か
  第三章  事業仕分け最前線
  第四章  事業仕分けに対する批判に答える
  第五章  有権者の意識改革としての事業仕分け
  補章    事業仕分けの歴史
  おわりに
  主な参考文献

  という構成となっている。
  
 【キーワード】
  事業仕分けとは? その目的とは?

 【くまの感想】
  事業仕分け 今年の流行語にもなりそうなくらい盛り上がった。著者 枝野さんも
  かなり有名になった。蓮舫さんも・・

  では一体どんなことを目的として、何をやったのか?

  一般公開をしたとはいえ、やはりマスコミは一部のみしか報道していない。
  蓮舫さんの厳しい質問・・・とか・・・

  この本を読むと、その目的、考え方がよくわかる。

  課題は継続して続けていけるか?どうか?の問題だ。 最初は注目されているので
  みんな一生懸命やるが、尻すぼみにならないことを祈る。
  著者も蓮舫さんも、もうそれどころではないくらい他業務で忙しいだろうから・・・

  ■メモ■
  ・ 低成長時代に入った近年、この国にそんな状況を黙認、放置する余裕は
    なくなりました。誰もが税金の使われ方にうちて強い関心を持ち、政治家
    任せにすることなく納税者自身が監視する時代に突入したのです。

  ・ 事業仕分けを実施して明らかになった日本の予算の使い方については、
    想像以上に深刻な病に蝕まれていることがわかり、正直いって悲観的、
    絶望的になりそうですが、仕分け作業を担ってくださったこのようなみなさんが
    いることを考えると、まだまだ日本も捨てたものではないと励まされます。
    ⇒ なるほど。

  ・ 報道のありようについては私自身戸惑いがありました。それは劇場型政治
    に加担をしてしまった側面もあるのではないかということです。・・・略・・・・
    ただ、見え方、見せ方というのが、国民にわかりやすくということから、     
    ある意味では劇場型になりました。終わった直後はそのことに若干
    戸惑いがありましたけれども、今は、これでよかったのではないかと
    思っています。
    ⇒ なんと正直な人なんだろうと感心しました。

  ・ 事業仕分けを行ってみてわかったことなんですが、立証責任を転換させ
    たんですね、事業仕分けというものが、つまり今までは、この予算は
    ムダだと言う側がムダだということを立証しないといけなかった。しかし
    本来それは違っていて、この予算は必要なんだという側に立証責任が
    あるはずなんです。事業仕分けをやることで、この立証責任の転換が
    実現したんです。
    ⇒ なるほど。民間の企業では当然のこと。しかし、それができて
       いなかったのですね。ここは大きなパラダイムだ。

  これまでは、地元や自分の専門分野にどれだけ予算を持ってこれるかの手腕が
  要求された政治家。でもこれからはそうではないということがよくわかりました。

  それにしても著者の正直なお人柄。がにじみ出ているような本でした。
  
  今幹事長という職についておられますが、変な波に巻き込まれないことを
  願います。がんばれ。枝野さん。

 【くまのアクション】 
  事業仕分けについては、その目的はよくわかった。予算を削るばかりではない。
  予算がどんな使い道があるか?将来性があるか?を説得する必要な当たり前の
  ことが今までできていなかったんだ。

  自分の身の回りにそんなことがないだろうか?


 出会えた本に感謝。

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