2010年6月16日水曜日

読書(181)☆☆☆☆ デフレ不況 日本銀行の大罪 田中秀臣著

【今日の出来事】
 みなさん、こんばんは。週中盤となりましたね。今日は「ゆとりの日」として、早めに
 会社から帰宅しました。リフレッシュできていいものですね。

『今日の(よかった)from 陽転思考』
  ■ 「ゆとりの日」満喫できて「よかった」家族とお風呂。
  ■ 今日も元気にいけて「よかった」

【本の紹介】
  (181) デフレ不況 日本銀行の大罪 田中秀臣著 朝日新聞出版
        

 【本の構成】
  プロローグ デフレの責任はだれにあるか
  第一章   責任逃れの「日銀理論」
  第二章   世界が酷評する日銀の金融政策
  第三章   昭和恐慌の教訓
  第四章   日本銀行、失敗の戦後史
  第五章   「構造改革主義」の誤解
  第六章   中央銀行の金融政策
  第七章   リフレ政策  デフレ不況の処方箋
  あとがき

  という構成となっている。

 【キーワード】
  デフレ不況
  諸悪の根源:日銀

 【印象に残ったところ】
  これまで勝間和代さんに感化されて、デフレがなぜ悪いか?という本を大分読んできました。
  この著書はそのルーツとなるのではないだろうか?そんな気がする。

  そういう意味では、復習をしている感じがしてうれしい。

  この一言につきる。

  ■ 問題は組織としての日本銀行が、バーナンキが提案する「長期国債の買い入れ」
     に対して、拒絶反応ともいうべき強い恐怖感をいだいているという事実。

  そして、歴史をさかのぼると

  昭和恐慌のデフレをリフレ政策で乗り越えた先輩(高橋是清さん)がいる。

  さらに、こんなデフレが続く日本を、諸外国はじっくりと観察し、分析し、そうならないように
  早急な対策を打っているという事実がある。

  菅直人さんは、勝間さんのプレゼンを聞いて「うんうん」うなづいていたのが印象的だ。
  
  さて日本は変わるのだろうか?
  いや
  日本国民が一体となって、乗り越えたいではないか?

  首相がころころ変わっているときではない。
  与党も野党もない。

  日本国として、変化していかない時期なのだ。

  と思わせてくれる一冊であった。
  

 【くまのアクション】 
  日本のデフレを克服するために何かできることはないだろうか?
  

 出会えた本に感謝。

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