2010年6月19日土曜日

読書(187)☆☆☆☆☆ 知的生産の技術 梅棹忠夫著

【今日の出来事】
  みなさん、こんばんは。
  おしかったですねー。サッカー。ほんと惜しかった。
  あきらめずに、日本らしいプレーを今後もしてほしいですね。
  久しぶりにTVにて熱く観戦させてもらいました。
【本の紹介】
  (187) 知的生産の技術 梅棹忠夫著 岩波新書
        

 【本の構成】
  まえがき
  はじめに
  1  発見の手紙
  2  ノートからカードへ
  3  カードとそのつかいかた
  4  きりぬきと規格化
  5  整理と事務
  6  読書
  7  ペンからタイプライターへ
  8  手紙
  9  日記と記録
  10 原稿
  11 文章
  おわりに

  という構成でなっている。

 【キーワード】
  知的生産とは?
  そして知的生産の技術って何?

 【印象に残ったところ】
  この本は、まさに有名。やっと出会うことができました。私が今回手にとった本は
  初版のものだと思われる。1969年に書かれたものだ。岩波新書の歴史を感じると
  ともに、得るものが多い。うれしい一冊。

  ■ 知的生産とは?
     人間の知的活動が、なにかあたらしい情報の生産にむけられているような
     場合である。と考えていいであろう。
    とある。

    また

    考えることによる生産であるとも著者は言っている。

    ⇒ この便利な世の中にまさに必要な要素ではないだろうか?

  ■ 1969年に編み出された知的生産のための必殺技 カード
     一件、記憶にとどめるために作成するカードのように思われるが、著者は
     逆だという。
     カードに書くのは、そのことを忘れるためにあるという。
     このことの記載は、最近の本にもよく出てくる。
     ⇒ うまいノート・カードの取り方。

  ■ カードは小さくなくB6だという、まさにノートに近いが、その違いは、カードに
     記録されたものが要素として、独立していつか、何かに組み合わされる日を
     待つことになる。そしてその組み合わせが大きな知的生産の技術となるという。
     ⇒ おもしろい。

  ■ 読書においてだいじなのは、著者の思想を正確に理解するとともに、そによって
     自分の思想を開発し、育成することなのだ。わたしは、読書というものは、電流の
     感応現象のようなものだとおもっている。
     
     そして、その後に、著者はこう述べている。

     読書のたのしみを享楽する消費的読書もいいが、生産的な読書法を心がけよう。

     と。
     ⇒ まさに私が目指すところ。

  そして、私が生まれた40年前のこの著書の時代から、技術は進歩を遂げている。
  カードに変わる、アイテムはないものか? 手紙はEメールに? 読書ノートは、ブログに。
  まさに無限の可能性が出てくるのではないだろうか?

  しかし、知的生産の技術という本質・考え方・アプローチは、動くことなく、古びることなく
  伝えられていくのではないだろうか? いい本に出会えて感謝!ありがと!

 【くまのアクション】 
  まさに知的生産の技術を目指して日々取り組んでみよう。


 出会えた本に感謝。

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