2010年6月6日日曜日

読書(173)☆☆☆ 人を動かす情報術 春木良且著

【今日の出来事】
 みなさん。こんにちは。今日も恒例の4時起きでスタートして、お風呂掃除・洗濯物・朝の仕度を
 して、少し読書とゆったりとした朝を過ごせました。「よかった」
 そして、恒例の100m×10本 平泳ぎのスイミングも行きリフレッシュでき「よかった」
 午後は、買い物に行ってきました。

 池上彰さんも指摘していた本屋周りの読書術も実践してきました。
 民主党を始めとする政治本が多いことに改めて気づきました。日本人は無関心のようで
 皆政治には興味を持っていることの現われなのではないでしょうか?

 心機一転 がんばってもらいたいですね。民主党。 というよりも日本として、皆一致団結して
 そして国民も参加して、何かを成し遂げられるといいのになと思う今日この頃です。


『今日の(よかった)from 陽転思考』
  ■ うえのコメントにつきる。充実した休日を過ごせて「よかった」


【本の紹介】
 (173) 人を動かす情報術 春木良且著 ちくま新書
       

 【本の構成】
  はじめのはじめに
  はじめに
  第一章 情報には力がある
  第二章 メディアが見えないくしているもの
  第三章 情報には受け手がいる
  第四章 メディアと意思決定
  第五章 情報に情報で戦う
  第六章 技術で変わるもの、変わらないもの
  おわりに
 
  という構成でなっている。

 【キーワード】
   情報術
   メディア

 【印象に残ったところ】
   なんといっても、雪印乳業のあの一件のコメントが印象深い。我々は、マスコミの報道が
   すべてだと信じきっている。

   本当にそうだろうか? 編集されて、誘導されている節はないか? そんな問いかけを
   著書はしてくれている。

   ■ 雪印乳業の社長 「私は寝てないんだから」発言について
      記者「なんで帰るんですか」
      社長「じゃあ、わかりました。10分だけですよ?約束を守ります?」
      記者「時間の問題じゃない」
      社長「そんなことを言ったってね。私は寝てないんだから、もう」
      記者「こっちだって寝てないんですよ、そんなこと言ったら」
      社長「・・・・・」
      記者「こうしてる間にも多くの子供たちや人々が苦しんでるんですよ」
     という会話の一部、にあたるという。
     本書にも記載があるが、特定の取材記者と社長との会話として始まっているのだが、
     いつのまにか、公的なコミュニケーションとして切り替えられて報道されてしまっている。

     ⇒ この類の編集は、政治家の発言やその他でよく見られるような気がする。
        問題のさなかで、そうゆう会話をしているという点も、いかがなものかと思うが
        ちがう解釈を世の中がしていることは間違いない。少し怖くなる。

   ■ 土用の丑の日の話
      平賀源内さんが、鰻屋の広告宣伝として用いた手法。
      なぜ、土用の丑の日に鰻か?ということには一切説明させなかったという。
      ⇒同じような話でバレンタインデーもありますね。なぜ?は知っている人が少ない。

   ■ 麒麟ビールのラベルの話
      麒麟の絵には、巧妙に「キ」「リ」「ン」の字が隠されている。⇒これは驚いた。
      この話から色んなネタが生みだされ、情報が広がっていくという。おもしろい。
      まさか?サブリミナル効果ではないようだが・・

   このように、情報に関して、人がどうかかわっているのかを詳細に教えてくれている。
   おもしろかった。
   
   情報に溢れた世の中、私達は、その情報をどう使って、何をするか? 著者は提言する。
  

 【くまのアクション】 
   溢れた情報の使い方、色々試行錯誤してみよう。中にはいらないものもあるかも。


 出会えた本に感謝。

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