2010年3月21日日曜日

読書(94) ☆☆☆☆ 裸の王様 ビートたけし著

【今日の出来事】
 そうそう、今日、午前中スイミングに行った後、長女(8歳)・次女(5歳)とともに映画どらえもん
 に行ってきました。毎年のこの時期の恒例のような形になってきました。

 これが、泣けるのです。

 ストーリーがうまくできてますよね。ドラえもんって。ありえないことばかりなのですが・・・
 宮崎駿さんのアニメに匹敵するアニメと言えるのではないでしょうか?

 3連休ということもあり、映画館は満員。保護者が同伴するので、利益にもなりますね。

 本日2冊目のご紹介は、ビートたけしさんの著書から。

【本の紹介】
  (94) 裸の王様 ビートたけし著 新潮社
      

 【本の構成】
  はじめに  誰が裸なのか
  第一章   経済は裸だ
  第二章   世間は裸だ
  第三章   日本は裸だ
  第四章   世界は裸だ
  第五章   人生は裸だ
  という構成でなっている。

 【キーワード】
  ビートたけしさんの疑問。裸。

 【印象に残ったところ】
  流石に切れ味抜群です。先日読んだテリー伊藤さんの著書とも少し違いますが、
  すっきりします。

  この著書は2003年に書かれているもので話題は懐かしいものがありますが、
  楽しめて読めました。

  著者が世の中のいろいろなことに、「あれはなぜなんだろう」という素朴な疑問
  をぶつけていってます。疑問は①~31にもなります。
 
  特に印象に残ったコメントは、

  結局、考えてみれば、「日本国憲法」というもの自体が、「裸の王様」の代表例じゃないか。

  という一文。⇒ 無理が来ている、自衛隊の問題しかり。

  そして、もう一つ

  評価という面では、我々の仕事は現時点での勝負というところがある。十年後に、
  「ああ、あのギャグは面白かったんだな」と言われても意味がないしね。
  気持ちとしては「最高の瞬間は今です」ということ。そのうえで、理想としては明日になっても
  「今が最高だ」といえる状態だよね。

  というところ。常に目指し続ける、まさに一流の考えだ。

  
 【くまのアクション】 
  日々の疑問を書き出してみよう。当たり前のことが当たり前ではないものが沢山見つかるかも。
  常に意識してみよう。「今が最高」という設定になっているか?

 出会えた本に感謝。

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