2010年2月5日金曜日

読書(44) ☆☆☆ 日本進化論 出井伸之著 -¥700-

【今日の出来事】
 寒かったですねー。今日も。明日も関西は最高気温7℃と寒いようです。
 昨日「がっちりマンデー スペシャル」の録画を見ました。お得なポイントやお勧め
 カードの紹介があり、興味津々でした。

 今日は2冊の本のご紹介。まず1冊目はソニーの有名な出井伸之さんの著書から

【本の紹介】
 (44) 日本進化論 2020年に向けて 出井伸之著 幻冬舎新書
    

 【本の構成】
  プロローグ  新しい時代の到来
  第1章    世界からみた現在の日本
  第2章    金融資本主義がやってきた
  第3章    ネットワーク社会が産業社会を変化させた!
  第4章    見えてきた2020年の日本社会
  第5章    日本再生への提言
  エピローグ  「共創」資本主義へ
  年表
  参考文献

  という構成でなっている。

 【印象に残ったところ】
  あのソニーで有名な出井さんの著書。思わず読んでしまいました。
  2020年といえば、あと10年後私は50歳になっている。

  最初に著者いわく
 
  フランスのドゴール大統領がフランス国民に対して行った演説の中から

  「フランス人よ、reasonable に optimistic であれ」 (適度に楽観的であれ)

  この言葉は、不安に陥ったまま自信を失っている日本人に対して与えるに
  ふさわしい言葉

  だと。

  ⇒ 最近確かに日本人は元気がないような気がする。世界的に見ても、国内
     をみても。

  日本経済がいわゆる「失われた10年」から脱し、好調に転じた理由を
  「ABCD」と一般的に言われる

  A: アメリカ経済の好況
  B: 銀行の不良債権処理
  C: 中国経済の高成長
  D: デジタル景気

  それに対し、著者は、日本社会が抱えているリスクを
  
  A: Aging 高齢化
  B: Bureaucratism 官僚主義
  C: Closed Society 閉鎖社会
  D: Domestic Focus 国内中心主義

  としてその解釈を進めている。⇒ とっても興味深い。

  日本はこれからどうしたらいいか?
  という問いに対し、
  
  「一回休み」

  をしたらいいと主張する。⇒ おもしろい表現だ。

  10年後の2020年に実現するだろうと思うことを詳細に説明しており、
  ほんとにそうなるかどうか?
  検証してみたい。

  「一回休み」してじっくり未来を考えること。重要ですね。

  これも図書館で出会った1冊!ありがと!


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