2010年1月16日土曜日

読書(23) ☆☆☆ オンリーワンは創意である -¥700-

【今日の出来事】
 本日2冊目のご紹介。日本の液晶テレビで有名なSHARPの元社長さんの著書です。

【本の紹介】
 (23) オンリーワンは創意である。  町田勝彦著  文春新書
    


 【本の構成】
  第1章  オンリーワン経営「国内で販売するテレビを2005年までにブラウン管から
        液晶に置き換える」
  第2章  日本で製造業を極める
  第3章  企業の力はブランド力
  第4章  リストラなき日本型経営
  第5章  オンリーワンは創意である
  第6章  人にマネされるものををつくれ シャープの「風土」が生んだAQUOSケータイ
  第7章  環境先進企業へ 創業百周年への夢
  あとがき

  という構成でなっている。

 【印象に残ったところ】
  日本の液晶テレビで有名なシャープ。一時は、電気屋に行くと「世界の亀山工場」という宣伝
  で店頭で販売されていた。著者は、ブランド力の大切さを主張している。そしてブラウン管業界
  では2番手だったことのつらい期間。それを液晶テレビという大ビジョンを打ち出し、一番で
  走ってきたシャープ

  吉永小百合さんが2000正月に20世紀に置いていくもの、21世紀に持っていくものという宣伝を
  
  今でも覚えている。

  この著書は、そんな歴史的な経営を歩んできた上での信念。ビジョンの大切さを教えてくれる。
  もしかしたら失敗していたかもしれない。でも今では当然のようになっている。

  そして、シャープは液晶テレビのみならず、環境の太陽電池、照明革命のLEDの存在、
  今立ち上がっている境のコンビナートで我々の目の前にブランド力を示してくれる。

  そして、シャープの創業者の言葉に
  「他社にマネされる商品をつくれ」
  というのがあるらしい。

  なんだか、おもしろい考え方だ。普通は、差別化を意識して商品開発を行うが、
  他社にマネされる商品をつくることが重要だという。
  ⇒これは参考になる。世の中に認められるための本質なのかもしれない。

  シャープペンシルって名称   これって シャープの社名の由来って皆さん知ってました?

  これも図書館で出会った1冊! ありがと!


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