2010年1月26日火曜日

読書(35) ☆☆☆ ”トウモロコシ”から読む世界経済 -¥680-

【今日の出来事】
 今日はまだ火曜日。前半戦はやはりリズムが大事ですね。ようやくエンジンがかかってきた
 感じです。明日の関西も寒いようです。皆さん体調を崩さないように。

 さて本日は2冊の本のご紹介。1冊目は食糧と経済、トウモロコシについて。

【本の紹介】
 (35) ”トウモロコシ”から読む世界経済 江藤隆司著  光文社新書
    


 【本の構成】
  第1章  ”トウモロコシ”で世界が揺れた
  第2章  穀物取引の現場を歩いて
        1 グレーンメジャーの時代
        2 アメリカ農業とアグリビジネス
        3 アナリストとして
  第3章  穀物市場を洋
        1 穀物市場とは
        2 市場価格を読む
        3 天候を読む
  第4章  穀物市場から見た世界経済
        1 穀物市場から見た日本経済
        2 エネルギー源としてのトウモロコシ
        3 カギを握る中国とインド
  エピローグ

  という構成でなっている。
  

 【印象に残ったところ】
  バイオエタノールの原料として注目を浴びているトウモロコシ君。その経済との関係を
  著書は教えてくれる。

  著者いわく
  思惑で相場は展開する
  と
  
  エタノール需要は着実に増えている。したがってエタノール生産のためのトウモロコシ
  消費量も着実に増えている。一般的には強材料ととらえられる。しかし、だからといって
  買いに入るとういう人はほとんどいない。理由はそれが確かに長期的には強材料で
  あるが、すでに周知の事実であるからである。みんなが知っていることに対しては、
  相場というのは反応が非常に弱い。

  ⇒ なんとなくわかっていた。人の行動心理を読み。その行動に移す前に動くことが
    こつなのだ。難しい。

  穀物の需要。増え続けている。自給率が40%の日本。じゃぁ。100%になるように
  生産するか?というと農地の拡大には限界がある。
  単収を上げていく技術。これこそが日本の課題である。

  これも図書館で出会った1冊!ありがと!



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