2010年1月23日土曜日

読書(31) ☆☆☆ 経済学は温暖化を解決できるか -¥720-

【今日の出来事】
 今日はのんびりとした休日でした。子供のプールの付き添い、長女のソロバンの送り
 そして、夕方はグラタンを作りました。明日はスキーに行ってきます。

 今日は2冊の本のご紹介。最初は築有温暖化と経済学の話

【本の紹介】
 (31) 経済学は温暖化を解決できるか  山本 隆三著 平凡社新書
   


 【本の構成】
  まえがき
  第1章   温暖化の問題の短い歴史と現状
  第2章   温暖化問題の「不確実性」を考える 経済学の視点から
  第3章   米国とEUの温暖化問題への取り組み
  第4章   日本の温暖化問題への取り組み
  第5章   温室効果ガス削減の経済学
  第6章   経済学手法は温暖化問題に有効か
  あとがき
  参考文献
  
  という構成でなっている。

 【印象に残ったところ】
  地球温暖化の本やニュースはよく見かけるけれど、私たち自身どれくらい二酸化炭素(CO2)
  を出しているか?

  経済学の観点から、この著書は教えてくれる。⇒ 興味深い

  日本は、世界的に観てもエネルギー効率が抜群に高い。技術力の宝庫である。
  これをなんとかいかせないものだろうか?

  そして
  驚愕の事実

  皆さんはガソリン1Lあたりからどれくらいの二酸化炭素(CO2)が出るか知っていますか?

  著書にはこう書いてある。

  
  ガソリン1リットルあたりから2.3kgの二酸化炭素(CO2)が排出されえる。
  普通車であれば40~50Lのガソリンを使う。なんと96~115kgのCO2をガソリンを使い切る
  と出していることになる。なんと100kgだ。

  1億人の人口で1世帯に一台車があるとすると1/4として、2500万台をかけると気の遠くなる
  話となる。

  なるべく車を使わないこと。とっても重要だ。

  そして著者は続けてこう書いている。

  この二酸化炭素(CO2)を削減するのにトン当たり2万円かかる場合には、2.3kgの二酸化炭素
  削減に46円のコストが必要なことになるという。

  アメリカは、プラグイン電気自動車の普及を国対策で実施しているという
  日本もハイブリッド車が普及してきて、さらに進化していく。ここは技術国日本の腕の見せ所
  ではないだろうか?

  そしてユーザーの私たちもなるべく車の使用を控えることが重要だ。ということを
  気づかせてくれる1冊でした!

  これも図書館で出会った1冊! ありがと!

  


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