2010年1月20日水曜日

読書(28) ☆☆☆ 液晶のおはなし その不思議な振舞いを探る -¥1500-

【今日の出来事】
 今日は、夜から雨。久々な気がします。本日は1冊の本のご紹介。液晶のおはなし。
 先月我が家も37インチの液晶テレビを購入しました。知っているようで知らない液晶
 勉強となりました。

【本の紹介】
 (28) 液晶のおはなし その不思議な振舞いを探る 竹添 秀男著 日本規格協会
    


 【本の構成】
  まえがき
  第1章  液晶事始
  第2章  液晶ディスプレイのしくみ
  第3章  液晶の科学 物性
  第4章  まだまだ進化する液晶ディスプレイ
  第5章  まだまだ見つかる新しい液晶
  第6章  まだまだ広がる液晶の応用
  参考文献
  索引
  
  という構成でなっている。

 【印象に残ったところ】
  我々の身近になった液晶テレビ。実は液晶って電卓の表示なんかを入れるととっても歴史が
  あるのですね。驚き。

  19世紀も終わりにさしかかった頃のオーストリア・ハンガリー帝国。
  液晶の発見はこのオーストリアでなされたといわれるのはこの帝国がルーツだからだそうだ。

  この発見は、プラハの植物生理学研究所でなされまし、研究所のライニッツアーは、
  コレステロールエステル化合物の研究をしていた。1880年代の後半に、この物質を
  加熱し、白濁した液体になり、更に温度を上げると透明な液体になることを見出した。
  この物質は2度溶けるという風に表現したそうな。
  液体からこの物質の温度を下げたとき、2度にわたって虹色に輝いたという。
  ブルー相、コレステリック相としてしられているもの。

  液晶とは、非発光型。光のシャッターの役目をしているのが重要であるということが
  今更ながら分かった。⇒だからバックライトが重要なんだ。

  そして、電圧をかけることによって液晶の分子の向きを変えることができる
  これが基本特質となる。

  そして色んな発展が起こることになる。視野角の問題。動画の反応に対する問題。
  今、液晶テレビは、動画を観ていても一般人ならばあまり疲れないというか、気づかない。

  そして未来の可能性について色々教えてくれる。

  さてどこまで続くのだろうか? 液晶テレビ。

  これも図書館で出会った1冊!ありがと!
 


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