2010年1月17日日曜日

読書(24) ☆☆☆ 迷いと決断 ソニーと格闘した10年の記録 -¥700-

【今日の出来事】
 先週サボったスイミング。今日は初泳ぎとなりました。久々の100m×10本=1km
 疲れましたー。運動不足ですね。

 さて本日は1冊の本のご紹介、ソニーの出井さんの著書です。

【本の紹介】
 (24) 迷いと決断 ソニーと格闘した10年の記録 出井伸之著 新潮社
     

 【本の構成】
  はじめに
  第1章  「CEO出井伸之」のできるまで
  第2章  「生存率50%以下」の会社
  第3章  手探りのコーポレート・ガバナンス
  第4章  AV/IT路線とコンバージェンス戦略
  第5章  CEOの孤独
  第6章  やり残したこと
  第7章  新しい夢と出発

  という構成でなっている。

 【印象に残ったところ】
  最近企業の経営者の本が私のブーム。この本も出井さんの考え、ソニーの歴史、それまでの
  経営者の特性などが面白く知ることができた。

  やはりユニークな企業。ソニー。そのスピリッツは今後も受け継がれていくのでしょうか?

  著者曰く
  サラリーマンは、上からやれと言われてやる”表の仕事”だけやっていたのでは面白く
  ないものです。それはそれできっちり処理しながら、一方では本質的にいま何が起こっていて
  どう対処すればいいのかを自分なりに分析する”裏の仕事”をやっておかないと発展が
  ありません。

  ⇒ なるほど。どきっとする一文であった。

  ソニー初のプロフェッショナル経営者。その悩みは、社内の求心力をいかに確保するかだという。
  創業者ならば、「会長が言っているから」で済むものがそうはいかなくなるという。
  売上高しかり、利益しかし、成果があってようやく実施できるのだという。

  地道な練習を重ねていると、あるとき突然、「ポンッ!」と上達する瞬間があります。
  量子力学の世界で「クオンタムリープ」と呼ばれる連続線上にないジャンプと、
  日常私たちが経験する飛躍的な成長の瞬間だという。
  ⇒ これを大事にするってすごいですよね。今の時代、いかに諦められるか?という
    ことが問われる中、飛躍を待つ。相当な覚悟が必要

  会社の経営者の著書って意外というと怒られるかもしれませんが、面白いですよね。
  俯瞰的に物事を見るということが重要。

  これも図書館で出会った1冊! ありがと。

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