2010年1月14日木曜日

読書(21) ☆☆☆ 発想の視点力 

【今日の出来事】
 今日も寒かったですね。朝の往復は寒さとの戦いですね。皆さん体調は崩してませんか?
 我が家は次女(5歳)が熱を出し寝込んでいます。
 今日は1冊の本のご紹介。発想の視点を変えるって大事ですよね。

【本の紹介】
 (21) 発想の視点力 三谷宏治著 日本実業出版社
    


 【本の構成】
  はじめに 問いも答えもそこにある
  第1章  隠れた問題や答えを発見する「比べる」視点
  第2章  事実をちゃんと見る「ハカる」視点
  第3章  本質を見抜きアイデアを再創造する「空間で観る」視点
  終章   「発見する目」の育て方
  おわりに
  参考文献

  という構成でなっている。

 【印象に残ったところ】
  はじめに、ミューラー・リヤの錯視図から始まる。
  ⇔と先端が反対になっているのがどちらが長く見えるってやつです。

  あっ。これ知ってる

  同じっていんたいんだろー。と得意顔でいたら大間違い。

  ほんとに長さが違っていました。⇒笑いました。
  
  著者曰く
   単純な知識は身を滅ぼす
   ⇒ 先入観って怖いですよね。
  
  著者は次の4つの視点を強調する。

  視点1: 比べて、共通点でなく「矛盾」を探す
  視点2: 広く遠く比べて、「不変」や「変化」を探す
  視点3: 「例外」と比べて差を探る
  視点4: 「周縁」「その他」と比べて差を探る

  また
  ヒトは「こうする」と話した通りには行動しない。
  かつ、行動の95%は無意識的なものだと言われる。
  
  ヒトの心を読むためには、言葉に頼らず、行動そのものに尋ねることだ。という。
  ⇒ ドキッ! 年始にいつも目標にするダイエット。言葉では立派だが
    行動になっていないなー。

  その他
  様々な分析手法や発想のための手法が明快に紹介されております。

  最後に印象に残ったのは、

  著者曰く
  発想、つまり自由に考え自分で決めることへの第一条件は「ヒマな時間」だ。
  ヒマなくして発想なし。そして、もう一つの条件は、「資源節約」だという。
  ⇒ 背水の陣でのぞめば、その発想は無限大。困っているからこそ、突飛な発想も生まれる。

  

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