2010年1月11日月曜日

読書(17) ☆☆☆ ヴェトナム新時代 -¥780-

【今日の出来事】
 休みって早く過ぎ去りますよね。振り返ってみると沢山遊んでいるのですが・・・・・・
 本日は一冊のご紹介。 またまたベトナムに関する本。

【本の紹介】
 (17) ヴェトナム新時代 「豊かさ」への模索   坪井善明著 岩波新書
   


 【本の構成】
   はじめに
   第1章  戦争の傷跡
   第2章  もう一つの「社会主義市場経済」
   第3章  国際社会への復帰
   第4章  共産党一党支配の実相
   第5章  格差の拡大
   第6章  ホーチミン再考
   第7章  これからの日越関係をさぐる
   終章   新しい枠組みを
   あとがき
 
   という構成でなっている。

 【印象に残ったところ】
  この本は、主に、ベトナム戦争後の発展及び将来に関して詳しく書かれており、とても
  明るい気持ちで読める本であった。
  しかし、戦争の傷跡はまだまだある。

  ベトナムの平均所得は、20年間で3倍に増えた。よろこばしい。
  しかし、1986の一人当たりの年間GDPが200ドル これは1日あたりにすると54セント
  という数字になる。人間が営む最低限の生活の基準は、1日1ドルと言われている中で
  やはり極貧のレベルになる。

  そして、南部の中心地、ホーチミン(これ人物の名前って知ってました?)
  市は急速な勢いで発展する一方、中部の農村地帯は
  極めて貧しく、格差が大きくなっている。

  2020年までに完全な工業国に移項することを目標に掲げているベトナム。
  今後の発展、注目したい。

  そしてアジアの一員として、どのような位置を占めていくのか?
  そして日本との関わりがどうなっていくのだろうか?

  これも図書館で出会った1冊!ありがと!

 


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